クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

林淳教授の軽妙な講座は、楽しかった

2016年03月13日 18時53分45秒 | 日記
シリーズ2回目の今日の講演も面白かったですね。
一宮市博物館講座「尾張平野を語る20 信仰の歴史と民俗」の今日は「尾張の陰陽師・万歳師・修験者」の題目で愛知K学院大学教授の林淳さんが軽妙に語ります。

陰陽師、万歳師、修験者に加え、僧侶、神職と宗教者を5つに分け、外観や、活動拠点の話に始まり、陰陽師の仕事内容、分布、由緒など古文書の記載に基づいて解説がされます。
陰陽師狩りや、万歳師のブランド、ライセンス、そして修験の統治などについて、秀吉、家康、そして尾張藩の政策がどのようにされたか、支配者の心模様などを交えて講座はぐんぐん進みます。

終盤では、正月に尾張藩主に御目見できた宗教者のジャンル毎人数や、修験者の伝令・指令系統や冥加金の奉納ルートも紹介されるなど、興味深い解説が続きます。

博物館学芸員の石黒智教さんによると、当市には修験者は大勢いて、陰陽師も最低2人はいたということですが、私の子供の頃は、三河万歳か尾張万歳か分かりませんが、正月に万歳師が一軒一軒周っていたような記憶がうっすらとあります。

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