クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

「彫刻村in犬山2017」の作品群、どれも力強く太陽の光を浴びて嬉しそうに輝く

2017年08月20日 21時21分19秒 | 美術展
明るい日差しに照らされて、カンカン照りですのでとても暑くもあったのですが、犬山市継鹿尾氷室で行われた「彫刻村in犬山2017」野外展。
今日は最終日で、展示と閉村式が現地で行われました。

作品目録を見ると、出展は12名。
岐阜、愛知、神奈川、福岡で作家活動をしている方々です。

大きな木材に作家が自分のイメージで形どり造形した作品は、どれも力強く太陽の光を浴びて嬉しそうに輝いていました。

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電車の床にぺたっと座る人、2人分の座席で眠る人

2017年08月19日 22時01分29秒 | 旅行
青春18きっぷの旅は、列車内の時間がいっぱいあって、ついつい乗ってる人の人間ウォッチングとなります。

今日の1人め。
2両列車の最後部でお兄さんが列車中央を向いて床にべたっと座り込んでいます。
お兄さんの前には、新聞紙が1頁大に広げて置かれています。
向かって新聞紙の右側、お兄さんの左手側には、3本のマーカーペンが床に置かれ、飲みさしのコーヒー容器も置かれ、そして大きめのリュックもきれいに立っています。
お兄さんは新聞記事にじっと目をやり、時々マーカーペンを1本だけ取って、熱心に新聞紙に塗っています。
年の頃30ちょい前、パンチパーマで黒いTシャツ、2本の白い線が入った黒いトレパン。
やがてお兄さんはとある駅で降りたのですが、そっち方面の施設がある駅ではありません。
お兄さんは何をしていたのか?

2人め。
ベンチシートの一番端っこに座っている50代のご婦人。
シートの端にある板に携帯クッションを挟み、頭をもたれかせ眠っています。
なるほど便利なグッズです。
携帯するにはかさばるので、きっと空気を入れて膨らませているのでしょうなどと思いながら観ていたら、ある駅で客が降り、ベンチシートが空きました。
ご婦人やおら、自分の荷物をつかみ、立ちあがって席を横に移動します。
これまでのご婦人の席と、移動後の席は、共に二人分の連続した席で一緒の条件であり、移動後には頭をもたせ掛ける板がありません。
読めない行動だなと思いきや、ご婦人はころんと横になりネンネです。
携帯用クッションは枕。
枕の前にはスマホが置かれ、約40分の睡眠。
起きたと思ったら、電車が駅に停まり、さっさと降りました。
ぅぅ~~ん、“眠りの達人”を、見ました。

(8/20追記)トップの図の中で、“移動”が“異動”になっている間違いがありました。
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林秀樹さんの撮る写真は、被写体の魅力をいかんなく引き出している

2017年08月18日 19時12分53秒 | 写真展
素晴らしい写真展でした。
「ノコギリノコドウ」、市内に住む林秀樹さんの写真です。

ノコギリヤネの下で、今も時折ガチャンガチャンと鳴る機織り機。
機織り機はむき出しの機構で、いつくしむように動かす人々とのドラマが。

写真展会場は3部構成。
入ってすぐ左の壁面には、数多くの機織り工場の光景が、工場の外から、或は中からと写し出されています。

そして、正面と右手の2つの壁面には、大きな(横120cm×縦80cm)写真が10枚続きます。
現在も稼働する10のノコギリヤネ工場の中で撮られた写真。
織機が並ぶ狭い通路には、この織機を長年操ってきた人が正面を向いて立ち、誇らしげに写っています。

夫婦と息子の3人が写っているのが1枚、夫婦2人で写っているのが7枚、そしてご主人だけ写っているのが2枚。
その狭い通路では夫婦二人は横には並べず、そのほとんどが奥様が前に出て、ご主人が後ろに控えています。

写真家林さんは、『特に立つ位置をお願いしたわけではなく、自然とご主人が奥様をエスコートして前に出されました。ご主人からすれば、奥様は“織姫”だから。』と、にこやかにお話ししてくれます。
私からいえば単なる“かかあ天下”だと思うのですが、まぁ、そんなことはどちらでも構いません。

本物の生きている空間を、真正面から写し込んだこの10枚の写真は、見ごたえがあり、迫力満点、写真のもつ表現力で、被写体の魅力をいかんなく引き出しています。

そして、最後の壁面は、2連のノコギリ屋根を真横から撮った写真が数多くずらっと並べられています。
100枚以上はあったかと思いますが、数えてこなかったのは失敗でした。

「ノコギリノコドウ(ノコギリの鼓動)」は、一宮市真清田1丁目の一宮スポーツ文化センターで20日(日)まで開催中です。
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高森和子さんが描く様々な紋様の優しい響き

2017年08月18日 18時27分32秒 | 美術展
布地に描かれたという様々な紋様が、色合いの重なりで優しい響きを奏でています。
その奥に潜むように見える何か物の形。
画家の記憶が、その時に思いいたった心を取り巻く風合いが、落ち着きのあるゆったりとした色と形で描き出されています。

一宮市浅野のギャラリー葵で開催中の高森和子展は、明後日20日(日)までです。
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小学生が描いた絵に、お地蔵さまをめぐる心のふれあい

2017年08月18日 17時51分01秒 | 美術展
知人のお孫さんの絵が展示されると聞いたので、今日隣の市の美術館へ行き「絵画作品コンクール優秀作品展」を見てきました。
小学1年生から中学3年生まで、特選10名、入選10名が各学年から選ばれ、総数180枚の絵が展示されています。

小学1年生の特選の絵から順に見ていくと、なんとお地蔵さまを描いた絵があります。
大小の石のお地蔵さまが並び、その隣ではおばあちゃんが右手を伸ばして、お地蔵さまの頭をなでなでしています。
きっと、おばあちゃんはいつも、お地蔵さまがあると、頭をなでているのでしょうね。

続いて小学2年生の特選にも、お地蔵さまをテーマにしたのが2枚選ばれています。
1枚は、バックに山が連なるのどかな山間の田園風景、道端に4体のお地蔵さまがにこやかな表情をして、こちらを向いています。なかなか見事に暖かな空気感が表現されています。
もう1枚は、3体のお地蔵さまが画面向かって左に描かれ、右半分にはおじいちゃんとおばあちゃんが楽しそうに話しています。仲良し夫婦の何気ない光景を、うまく表現しています。

各学年ごとに絵のテーマが決められていたようなのですが、どういったテーマだったんでしょうね。
他の子の絵は、恐らく日常の自分自身の生活を描いているかと思うのですが。
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