20年以上?使ったアルミのロールテーブルのショックコードが伸び切って扱いにくくなったので重い腰を上げて交換作業を行なった。
本来は脚に固定する樹脂のパーツを留めているリベットを外せば大きな穴が出てきて中のショックコードを交換しやすいのだが、ショックコードの耐久性を考えると次も簡単に交換できるようにショックコードを通している穴の側にドリルで6.5φの穴を開けて中からショックコードをピンセットで引き出して交換作業に取り掛かった。ショックコードは2.5φのものが使用されていたので最初は2.5φを購入したのだが、穴を通して行くのに穴径に余裕が無いので引っ張るための糸を巻くと通すのが大変で一本交換してギブアップして、ちょっと細めの2φのもので交換作業を行なった。
最初に6.5φのドリルでショックコードを止めているあたりに穴を開けて中からショックコードの端をピンセットで引き出して止めている結び目を切り取る。
ショックコードを抜いて新しいショックコードを差し込んで穴から引き出して抜け防止の結び目を作って穴から中に押し込んでおく。あとはショックコードを全体の長さより少し長めに切って丈夫な糸を結んで順番にアルミテーブルの棚板(短冊)に開いた穴に通して行く。この時仕切の隙間を作るビーズを入れ忘れないように注意!
コードを通すのに最初は古いコードの先に結んだ糸と新しいコードの先をその糸で結んで古いコードを引き出しながら棚板に通して行ったが途中で何度も外れるのでやり方を変えた。最初はフライフィッシング用の糸を引っ掛ける道具を使おうと思ったが、長さがちょっと足りないので洋裁道具のループ返しという数百円で購入した道具を使って、一旦古いショックコードを抜いて、この道具で棚板の穴を通して先端を出し、そこに新しいショックコードを結んだ丈夫な糸を引っ掛けて棚板から引き出してビーズを通すことを繰り返すと簡単に全て交換することができた。
フライ用の道具、ちょっと短くで棚板から出ない。
洋裁用のループ返し
このように糸を掛けて穴を通す。
そのほかに使った道具はこの程度
最初からこの方法でやれば半日で終わったのだが、眺めて試行錯誤しながらで結局ショックコードを買い直したりで2日かかってしまった。まあ猛暑の中エアコンの下での作業だったので良かったかもしれない。実はもう一台木製の大型のロールテーブルのショックコードも伸び切っているので修理待ち状態・・・気合いが入ったらまた構造を眺めて修理方法を考えてボケ防止兼ねて作業する予定。
追記(8/11)木製のテーブルは金具による接続でショックコードではなかったので修理不要。アルミの脚は滑りが悪くなっていたのでCRE556で拭いて修理完了となった。