高嶋さんのページで魚露目8号で、オリンパスの12-50mmとの間に絞りを入れると画質が改良されると書いてあったので、同じレンズを持っていたので試して見ていたが、ちょっとしたミスで仮止めのつもりで使った接着剤が回り込んで魚露目8号を外せなくなってしまった。とりあえず庭で試し撮りしたので・・絞りはいつものように黒いラシャ紙をファイル用の穴開けパンチで4Φほどの穴を絞りがわりにレンズ先端と魚露目8号の間に差し込んでいる。
外観は多少自作の方が大きめで先端が太い。魚露目は先端が20Φで接近するのに邪魔にならない。
魚露目は正立像で自作虫の目は倒立像となる。今回は比較の為そのまま載せているので正立像が魚露目8号。いずれの画像もDXOで画質調整してLightroomで補正とデータ圧縮処理をしているが、トリミングと周辺の色収差補正はかけていないので周辺を含めてそのままになっている。(自作虫の目レンズは周辺が少し蹴られている)
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サザンカが1輪咲いていた
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デュランタが今頃満開になったので風に揺れる花を手で押さえながら撮影。
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紫式部の小さな実がまだついていたので撮影。
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補正処理をかけるとこの程度のサイズであまり差が出なくなった。使い勝手は魚露目8号の方がコンパクトで良いと思う。処理前の画像では自作の方が若干良いと思ったが処理後を見比べると一長一短で積極的に推奨するほど差がなくなったような気がする。自作の方のマスターレンズを12-50mmに変えてみたがレンズ間距離の関係で蹴られが大きいので単純に交換することはできなかった。
魚露目8号は比較的安価で取り扱いが簡単なので簡易虫の目レンズとしてはお勧めです。私は先端にレンズキャップを嵌めてそのキャップの中央に18Φの穴を開けてレンズ固定用のナット18Φ0.5ピッチの付属ナットで接着してあります。