考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作.平成史10『米朝首脳会談(前)』【英会話のコツ:日本語を手放せますか?】

2019-12-18 18:06:13 | 英作 解答

英作問題『平成史』

10.最近では米朝首脳会談も開催され、朝鮮半島の非核化も視野に入れて、さらなる努力が望まれる。(前半)

⇒ 

英作をやる、ということは、必然的に日本語から英語に直すというプロセスなのだが、英会話の上達のためには、いつか日本語を手放す必要がある。

もしくは、英作をたくさん練習して、で考えるのが面倒になる、というのが実際だろうか。

日本語でいちいち、単語を入れ替えたり、逐語訳が煩わしくなったら、しめたものだろう。

人は、日英訳をするにあたり、大抵は、日本語をベースに、英語にする。

どこまでも、日本語の構造を、単に単語を置き換えようとする。そして、不自然な人工的な英語になってしまう。

日本語は日本語であり、英語は英語なのである。

意味は置き換えられても、構造まで置き換えようとすると、使わない英語になる。

どこまで頭を柔軟にできるかが、勝負である。

柔軟にするには考えることである。

 

『米朝首脳会談も開催され』

 

かちこち頭であれば、the US-North Korea summit was held となるだろう。機械翻訳もこんな逐語訳だろう。

 

英作をやっていれば、

・Trump met Kim John Un. 

ご覧の通り、『首脳会談』も、『開催』にあたる英語も無い。しかし意味としては、同じだろう。

 

米朝首脳というのを、具体的に名前で言う。会談といえども、人が人と会うのである。よってmeet。開催するのは、会談という行事であり、これも仰々しく言うと、開催だが、やはり人が人に合うことに変わりがない。よってmeet で言い尽くされている。よって特段、開催を言う必要もない。

他にも、

・There was a meeting between leaders of the U.S. and North Korea. 

・Leaders of the U.S. and North Korea had a meeting/summit. 

・Two leaders from the U.S. and North Korea had a meeting.

・The two leaders had a meeting and talked. 

・The two leaders met and talked.

・There was a talk between President Trump and Mr. Kim.

・Trump went to see Kim John Un. (会いに行った)

全部簡単な英語である。そう簡単なのだ、英語は。まあ簡単な英語に行きつくのが難しいともいえる。しっかり考えることである。

 

私が、英作を通してお伝えしたいのは、自分の知っている英語に自信をもってください、ということである。

自分の持っている英語を活用する。そのためには、考えることが必要なのである。

人生には限りがある。人間が覚えられることにも限りがある。何でもかんでも覚えられるわけでもない。しかし人は何でもかんでも覚えられるような勉強法をしている。

本当に大事なことは何か、見抜く目が要る。

 

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(正しく勉強すれば、英語は上達します!)

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