世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

糞・2

2017-03-11 04:17:06 | 歌集・夕毬

糞馬鹿は 痛い女を 呼ばはむと 屋根をころげて 落ちて死にけり


明日来る お上の縄を いかにして 避けむとしては 糞に飛び込む


糞馬鹿は なきにひとしき 人情を たよりて二度と 来るなと言はれ


阿保ばかり やればかくなる ものとして わらはに差さる 糞ともなりぬ


恥づかしき 糞を総身に 塗りたくり 洗ひもせずに まだ言ひ返す


糞はまた 糞を食ひては 糞をひり また糞となる 糞のエコかな


沈香と 糞のにほひを すりかへて ばれぬと思ふ 糞をあはれむ


男気を 糞に漬けこみ 馬鹿にして 糞馬鹿のみが 偉い世の中


山のごと でかき糞あり どこのだれ やりしものかと 神や問ひきぬ


糞馬鹿が 糞になるまで こだわるは ふられた美女と ばれた大嘘


小便で 糞を洗ふな 阿保ばかり 増えるものとぞ 消防が来る


海のごと たまりしものも 人の技 おのれの糞は おのれで洗へ


糞馬鹿は ぶらしを背負ひ 皆でゆけ 王宮のごと 広きはばかり


糞馬鹿は みんなまとめて 馬鹿にして でかいトイレで 一気に流せ





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする