【産経】千載一遇の好機が来た 編集局次長兼政治部長 五嶋清
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130722/elc13072208530119-n1.htm
俺がうがった見方をするからだろうか。産経がまた胡散臭い記事を書いている。
参院選終結の翌日朝刊。産経新聞はほぼ全面で選挙雑感が展開されていた。
3行以内に要約すると。
こんな感じだろうか。
痛みを伴う改革というと…。安倍政権に産経が期待するのは、ほぼ断言するが「TPP推進」と「消費税増税&法人税減税」と「憲法改正」であろう。
このうち、憲法改正は絶望的である。思ったより強かった維新ではあるものの、改憲要件である「衆参3分の2の賛成」には届かない。
すると、これも断言してしまうが、産経の五嶋清が言う「政治への産経の要望」とは、消費税増税とTPPである。
この主張は別に珍しいものではない。読売も同じ意見だ。
これ、意味がわからないのだけど。両方とも誰が得をするのだろう。
消費税増税については、安倍内閣のブレーンである浜田宏一内閣官房参与や、麻生財務相の発言内容を見るに、完全に時期尚早。そりゃーインフレ期に突入すれば考えねばならない状況だろうが、現在はほぼ確実にデフレである。
やってしまえば前例の通り、橋本政権の悪夢の再来となり、確実に日本の景気は悪化する。
TPPについては実害は不明ではあるものの、不安要素が山ほどあってセフティーなしで実施するにはリスクが大きすぎるのにメリットを誰も説明できない。早急にやるものではない。
この、意味のわからない日本の国益を毀損する可能性が極めて高い案件を、日本の右派マスコミは要望しているのだ。
それを、「民意は安倍政権を選んだ。国民が安倍政権を望むのだから、是非そのあたりは実現して欲しい」という論調で展開するのだ。
ふざけんなよクソが。
安倍政権が支持された最大の理由は、2つある。
1つは、言うまでもなく「アベノミクス」の第1・第2の矢の効果である。
もう1つは、麻生政権崩壊と同じ。「民主党に鉄槌を」である。
国民が望んだのは、「安定した政権」と「景気回復」なのだ。
何故故に、景気をどん底に陥れると内閣のブレーンが警笛を鳴らす消費税増税や、せっかく安定した政治を混乱させるリスクが伴うTPP推進をやらねばならぬ。
この物言いでは、マスコミは無責任が過ぎよう。
これは、普通にミスリードだと、俺は思う。国民が誰も望んでいない事なのだもの。でなければ史上稀なる共産党の躍進の説明がつかない(共産党は消費税増税反対、TPP推進反対)。
産経を見てて思うのだけど、「政治とはある期間の独裁を許されたもの」と放言した、あの菅直人と同じであろう。
菅直人は、正真正銘、目下の自身を「期間限定の皇帝」だと思っている。
http://blog.livedoor.jp/shinseihoshu/archives/51755686.html
ちなみに。
俺は産経政治部長の五嶋清が大嫌いである。
【拙】さすが政治部長
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/a218a11c731f6784ee22ee78a0889839
俺が如何に五嶋が嫌いかは、このエントリを読んでみればわかると思う。
何こいつ。国民なめんな。
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ピクミン3
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130722/elc13072208530119-n1.htm
俺がうがった見方をするからだろうか。産経がまた胡散臭い記事を書いている。
参院選終結の翌日朝刊。産経新聞はほぼ全面で選挙雑感が展開されていた。
3行以内に要約すると。
安倍政権は、戦後史上3回めの長期政権となる。過去の長期政権では、1回めは国鉄民営化。2回めは消費税導入が行われた。痛みを伴う改革だったが、今でも反対する人はそんなにおらん。安倍政権は逃げずに、このような痛みを伴う改革に手を付けるべきである
こんな感じだろうか。
痛みを伴う改革というと…。安倍政権に産経が期待するのは、ほぼ断言するが「TPP推進」と「消費税増税&法人税減税」と「憲法改正」であろう。
このうち、憲法改正は絶望的である。思ったより強かった維新ではあるものの、改憲要件である「衆参3分の2の賛成」には届かない。
すると、これも断言してしまうが、産経の五嶋清が言う「政治への産経の要望」とは、消費税増税とTPPである。
この主張は別に珍しいものではない。読売も同じ意見だ。
これ、意味がわからないのだけど。両方とも誰が得をするのだろう。
消費税増税については、安倍内閣のブレーンである浜田宏一内閣官房参与や、麻生財務相の発言内容を見るに、完全に時期尚早。そりゃーインフレ期に突入すれば考えねばならない状況だろうが、現在はほぼ確実にデフレである。
やってしまえば前例の通り、橋本政権の悪夢の再来となり、確実に日本の景気は悪化する。
TPPについては実害は不明ではあるものの、不安要素が山ほどあってセフティーなしで実施するにはリスクが大きすぎるのにメリットを誰も説明できない。早急にやるものではない。
この、意味のわからない日本の国益を毀損する可能性が極めて高い案件を、日本の右派マスコミは要望しているのだ。
それを、「民意は安倍政権を選んだ。国民が安倍政権を望むのだから、是非そのあたりは実現して欲しい」という論調で展開するのだ。
ふざけんなよクソが。
安倍政権が支持された最大の理由は、2つある。
1つは、言うまでもなく「アベノミクス」の第1・第2の矢の効果である。
もう1つは、麻生政権崩壊と同じ。「民主党に鉄槌を」である。
国民が望んだのは、「安定した政権」と「景気回復」なのだ。
何故故に、景気をどん底に陥れると内閣のブレーンが警笛を鳴らす消費税増税や、せっかく安定した政治を混乱させるリスクが伴うTPP推進をやらねばならぬ。
この物言いでは、マスコミは無責任が過ぎよう。
これは、普通にミスリードだと、俺は思う。国民が誰も望んでいない事なのだもの。でなければ史上稀なる共産党の躍進の説明がつかない(共産党は消費税増税反対、TPP推進反対)。
産経を見てて思うのだけど、「政治とはある期間の独裁を許されたもの」と放言した、あの菅直人と同じであろう。
菅直人は、正真正銘、目下の自身を「期間限定の皇帝」だと思っている。
http://blog.livedoor.jp/shinseihoshu/archives/51755686.html
ちなみに。
俺は産経政治部長の五嶋清が大嫌いである。
【拙】さすが政治部長
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/a218a11c731f6784ee22ee78a0889839
俺が如何に五嶋が嫌いかは、このエントリを読んでみればわかると思う。
何こいつ。国民なめんな。
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ピクミン3