熊本地震の本震の発生から2ヶ月になります。
仮設住宅の建設が始まり、倒壊した家屋はどうにか片付けられている模様ですが、半壊や一部損壊の家屋は未だにそのままと
いうところが多い様です。
瓦の落ちた屋根を覆ったブルーシートは、まだ、至るところで見受けられます。
私の家も和風建築でしたので屋根の瓦が一部落ちて、工事は依頼するもなかなか順番が回ってこず、梅雨時の豪雨が心配です。
(1回目の地震で私のアトリエは物が散乱しました。(上の写真)この時はまだ気持ちに余裕がありましたが、
しかし、この一日後にもっと大きな揺れ(本震)が来て、棚の上の物はほとんど落ちて、悲惨な状況になりました。)
地震保険について、
昨年12月、それまで掛けていた期限付きの火災保険が終了する事になり、保険無しでは何かあった場合怖いので、この機会に
地震保険も含めて検討しました。
その際私は、掛け金の比較的安い共済系の保険にしたのです。
万が一という事は、先ずその言葉通り、起こり得ないだろうと言う漫然とした思いがあり、経済負担の軽減を優先して加入したのです。
そんな状況での、先の熊本地震が発生でした。
私家は、被害は少ないと素人目には思えましたが、それでも屋根瓦の一部が壊れ、家の中は食器棚は倒壊し、食器などがゴチャゴチャ
かき回されたように粉々になりました。
地震保険に加入したばかりで、「ジャストタイミング!」 不幸な中でも、「良かった、救われる」とその時思ったのです。
しかし、・・・
保険約款をよくよく見直してみると、
「損害免責を100万円とする。」と書いてあるではありませんか。
私の家の損害は、素人目では、屋根の修理はどうみても高く見積もって数十万円以下と思われます。
また、被害の大きかった家財についても、やはり同様の免責がありましたが、これも100万円に達するかというと、ちょっと無理でした。
因みに、知人の加入していた大手の会社の地震保険では、一部損壊で、申告したことがほとんど認められて、一部損壊でも200万円以上の査定が
あったという事です。
”寄らば大樹の陰”なのでしょうか。
加入する時は、きちんと保険約款を見て、支払い条件を見ておく必要があったのです。
その後、保険会社から、査定に伺いたいとの電話が掛かって来たた時、保険など期待できないと思ったのは事実です。
しかし・・・、
査定の結果は驚きでした。
「家屋の一部損壊」が認められて、「免責額100万円を越える損害」と査定されました。
査定する人の判断は、素人の私とは見る目が違ったのです。しかし、喜んでばかりはおられません。それだけ家屋にダメージが認められたと
云う事ですから。
それに、100万円がそのまま出るという訳ではありません。契約口数に応じて金額が決りますが決して実質被害額を超える支払いは無いでしょう。
火災保険に比較して、地震保険は支払い保険金が非常に少ないのです。
結果、良かったのか、悪かったのか。私の当初思った以上の地震保険が支払われることになりました。
しかし、家屋を修理するに足りる金額ではありませんし、失った家財を新規に購入出来るに足る金額でもありません。
この後、私の現在加入している地震保険の、再度見直しをしてみるつもりです。
皆さんも、保険に加入される時は、
”保険の金額だけで無く、支払い条件もよく検討”されてからご加入される事をお勧めします。
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今通っている水彩画の教室を、今月限りで辞めることとしました。
私がこの教室を選んだのは、先生の画風が好きでその講座を受けたいと思ったからなのですが、その講師が突然に辞められる事となり、
代わりの講師の画風が、前の講師とは全く違った絵であったので、私の意欲も薄れて、短期間でしたが私も辞めることにしました。
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