2016.9.29(木)
すこし前に、知里幸恵さんの生涯を描いた「北の詩と人」(須知徳平著)を読みました。
NPO法人知里森舎主催の「知里幸恵フォーラム'16in登別」が9月17日に登別市で開かれ、幸恵さんの母ナミさんと叔母マツさんが当時通った函館のアイヌ学校の歴史などについて、北海道博物館アイヌ民族文化研究センターの小川正人さんが講演されました。
そのフォーラムが開かれるお知らせと開催当日の様子を報じた15日と18日の「室蘭民報」の切り抜きを室蘭のご実家に帰省されていたお友だちにいただきました。
1週間ほどの帰省中に2度報じられた新聞記事、出会いのつながりを深く感じたことでした。
明日ご紹介の絵本にもつながっていきます。
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2016.9.30(金)
絵本「アイヌのむかしばなし ひまなこなべ」(文・萱野茂 絵・どいかや)です。
2016年8月30日に初版が発行されました。
広島パルコのなかの「無印良品」のショップが大きく改造されて、商品と書籍が並んで展示されるようになり、100円のコーヒーもいただけるようになりました。
そこに萱野茂さんの絵本があったと、お友だちに教えていただいて、出かけましたが、見当たらなかったので、アマゾンでこれかなと思うのを探して注文しました。
知里幸恵さんにつながる萱野茂さんのたくさんの著作のなかから、この本が選べたことがうれしいです。
(本文前書きより一部抜粋)
アイヌは、ほっかいどうや にほんの あちこちに ずっと むかしから すんでいる 人たちのことです。
アイヌの人たちは 山や 川や 星や たいよう、どうぶつや しょうくぶつ、にんげんが つくった どうぐなど、あらゆるものに たましいが やどっていて それらは みんな 神さま(カムイ)だと しんじていました。
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2016.10.1(土)
「笑顔広がれプロジェクト」の10月のカレンダー、いりやまさとしさんの絵はいつもほのぼのと心に灯をともしてくださるようです。
10月31日はハロウィンですね。
3匹のコブタちゃんたち、がんばって仮装したのに、ちょっぴり夜の森が怖そうですね。
アクマくんでしょ、オバケちゃんでしょ、マジョさんでしょ、なりきれば、大丈夫、怖くないよ。
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2016.10.2(日)
何年か前に、本棚を整理して、ほとんどの本を処分しましたが、そのときに、すきな作家のお気に入りの作品を何冊かづつ残していました。
先日来、家を整理中なのに、すこし本を買いすぎのようなので、それらの本を読み返すことにしました。
ざっと眺めて、一番先に読みたかったのは、平野啓一郎さんの「葬送」です。
ところが、本棚の手の届きにくいところにあったので、一番手元の山崎豊子さんの「不毛地帯」からということにしました。
ひらいてみると、昭和53年12月発行(19刷)で38年前の本、ページは黄ばみ、まして、活字は小さく2段組み、一瞬怯みましたが、読み始めると、やめられません。
9月29日が亡くなられて2年目の「豊子忌」だった偶然も重なり、1巻を読み切り、今、2巻目を半分くらいのところを読んでいます。
8畳の壁一面に作り付けの本棚は奥行きもあるので、ハードカバーが奥にも並んでいます。
若いころと比べると、読書量も落ちているので、一生楽しめるかもしれません。
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2016.10.3(月)
3本ほどいただいて植えた青紫蘇の苗が大きく育ち、夏の間もいまも、重宝しています。
紫蘇の花も終わりに近づいて、穂紫蘇もそろそろ収穫の時期、毎年、昆布と炊き合わせたり、保存は塩漬けにしていました。
今年は、葉もすこし保存できないかとネットで見た葉の醤油漬けをしてみましたが、いまいちというか、紫蘇の香りよりもお醤油の香りが立ってしまうのと、味も負けてしまうようです。
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2016.10.4(火)
昨日は、グリーティング切手「秋のグリーティング」の発行日でした。
広島中央郵便局に出かけ、秋の草花の絵はがきに切手を貼って、手押しの記念印を押してもらいました。
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2016.10.5(水)
読書の秋でもあり、食欲の秋でもあり、すこし前にお友だちが差し入れてくれたアナナスの新作ケーキ、別のお友だちのご主人手作りの無花果ジャム、アフタヌーンティーでのランチ、野菜サラダです。
このサラダは大きなボールに鶏肉や一口大にカットしたパンも入っていて、おなか一杯になりました。
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9月29日から10月5日までFacebookにアップした写真の一部です。
昨年10月から1年間続けてきた毎週水曜日のアップは今日で終わり、このブログをはじめて11年目の7日にご挨拶をして、このブログを終えることにしました。
コメントをいただいたり、読んでいただいたり、みなさんに支えられての年月でした。
ありがとうございました。