ABCの本を肩からさげて学校に通うピノキオ、でも、今日もきっと道草ですね。
チェコのプラハの専門店と東京のパペットハウスで買ってきた操り人形のピノキオ、明日紹介のイタリア製のピノキオ、なんだか、身の回りにピノキオたち、なににひかれるんだろう?
木の人形のピノキオに時々自分を投影させているのかもしれません。
寝室のチェストの上に、サーカスのぞうさんの丸い額と並んでいます。
お昼前に、たけおくんの父さんがかぼちゃの苗を2本植えてくださいました。
去年、畑で作ったかぼちゃからとった種を蒔いて作ってくださった元気いっぱいの苗です、ありがとうございます。
12:50追記
先日紹介のガラスのテディベアの横に写っていた身長4㎝ほどのガラスの天使10人の音楽隊です、父を亡くした28年前にプレゼントしてもらいました。
ずっと、寝室の机の上に置いていますが、やさしい音色が聞こえてくるようで、クラシック音楽がすきだった父のことも思い出され、癒されています。
「風が強くなってきたみたい」
「いまのうちにお洗濯をしておこう」
ふたりの航海はベーリング海峡を抜けて、ボリショイ島に寄港、
北極海、ノルウェー海を経て、
スウェーデンのストックホルムへと向かう大航海です。
「jun、空が暗くなってきたね」
「うん、そろそろ、ベーリング海峡にさしかかったんだよ」
「がんばろうね」
ベーリング海峡は三日三晩嵐が続くという難所です。
ふたりは無事に乗り越えられるのでしょうか。
2人の乗ったぷかぷかⅣ号は、
嵐のなか、木の葉のように揺られています。
junとくーたんは、もう生きた心地がしません。
「あっ、痛い」
「くーたん、どうした、怪我したの」
「くーたん、すぐ手当をしたから、大丈夫だよ」
「わ~ん、痛いよ~、大丈夫じゃないよ~、お家に帰りたいよ~」
「くーたん、泣かないで、ぼくまで泣きたくなっちゃうよ」
「ふたりともどうした、がんばれ!」
どこからか、力強いsyubow船長さんの励ましの声が聞こえました。
「ほら、外を見てごらん、なんとか、乗り越えたみたいだよ」
「わ~い、ボリショイ島に着いたよ~、こんにちは」
「ようこそ、ボリショイ島へ」
「みなさん、お出迎え、ありがとうございます」
「北極海も大変だから、困ったことがあれば、しろくまさんに相談しなさい」
北極海にさしかかると、アザラシの赤ちゃんが遊びにきてくれたり、
楽しいこともあったのですが、ある日、まわりが氷の海になってしまい、
砕氷船がやってくるまで、しろくまさんちを訪ねてみることにしました。
ポールとマイルがお迎えにきてくれました。
「もうすぐだよ、ほら、あそこにぼくんちが見えてきたよ」
お母さんのマーガレットさんがごちそうを用意して迎えてくれました。
「どうぞ、たくさん、お召し上がりください」
「いただきます」
おいしい食事をいただいて、ポールとマイルと遊んでいると、
ロシアの砕氷船ヤマル号が助けてくれることになりました。
砕氷船に助けてもらって、氷の北極海をぬけ、ノルウェー海にやってきました。
いるかさんたちが悠々と泳いでいます。
「いるかさ~ん、スウェーデンはまだですか?」
「やあ、よく来たね、もうすぐだよ~」
くーたんが生まれたスウェーデンのストックホルム港はもうすぐのようです。
「くーたん、ストックホルムに着いたよ、上陸だ」
「jun、ありがとう、みんな、助けてくれて、ありがとう」
「ふたりとも、よくやった」
うれしそうなsyubow船長さんの声がふたりにははっきりと聞こえました。
「この坂を下りて行って、右に曲がると…」
「くーたん、ここがくーたんの生まれたお家だよ」
「わ~い、ぼくが生まれたお家、ぼくが生まれたお家…」
裏表紙と本文の背景の絵はkatsuraさんの絵です。
「くーたんの海」では写真撮影ができない場所がたくさんあり、最初から絵を背景に使うことにしていましたが、絵本でもそれを生かした構成にしてみました。
絵本をひらいたときの感じが見たいと昨日コメントをいただきました、こんな感じです、ページごとに字数は違いますが、行数は同じ5行にしています。
「くーたんの海」の絵本を作りました。
ブログで使った180枚の写真から20枚を選び、ストーリーの流れを作るのに少し苦労しましたが、プロジェクトメンバー5人の記念に5冊限定の作成です。
20ページのお話を今日と明日の2日間で紹介します。
くーたんは絵本がだいすきな男の子。
ある日、「ジャックのヨット」を読んでいると、
どうしてもほんもののヨットに乗ってみたくなりました。
なかよしのjunに相談すると、
「ぼくのおじさん、ヨットのsyubow船長さんなんだよ、お願いしてみよう」
ふたりは、syubow船長さんを訪ねて、マリーナにやってきました。
「syubow船長さん、お願いがあります、ぼくたちをヨットに乗せてください」
「いいけど、君たち、どこに行きたいの?」
「ぼくが生まれたスウェーデンです」
「う~ん、ぼくはご用があって、しばらく広島を離れられないんだよ」
でも、なんとか、子どもたちの夢をかなえてやりたいsyubow船長さんです。
「よし、訓練してあげるから、ふたりで力を合わせて、行ってみるかい」
「はい、がんばります」
syubow船長さんのヨットぷかぷかⅣ号で、その日からはじまった訓練、
まずはお掃除から、
長い航海には、おいしい食事が元気のもと、
どうやら、くーたんがお料理担当に決まったようです。
はりきるくーたん、
「ぼく、おいしいものをたくさん作るからね」
食いしん坊のくーたんにはぴったりです。
「もっと舵を引くんだ、風をしっかり感じて」
操縦は一番の基本、syubow船長さんの励ましの言葉がとびます。
ヨット用語もおぼえ、1ヶ月あまりの訓練が続きました。
「よし、よくがんばった、jun、きみが船長になって、2人が力を合わせるんだよ」
待ちに待った出航許可がおりました。
「積み込め、積み込め」
「どんどん、積み込め」
ふたりは、さっそく、荷物を積み込みます。
途中寄港するのは、北海道とボリショイ島だけ、
だいすきなどんぐりもいっぱい積み込みました。
いよいよ出航の朝、お友だちの見送りを受けて、
「行ってきま~す」
「気をつけて、行っていらっしゃ~い」
「は~い、行ってきま~す」
めざせ、大海原!
元気いっぱい広島を出港、かもめのかいちゃんが四国沖まで案内してくれました。
「くじらのだいちゃん、お願いがあるんだけど」
「やあ、かもめのかいちゃん、久しぶり、お願いってなあに」
「ぼくの友だちのjunとくーたんを北海道まで案内してほしいんだ」
「よし、まかせといて、jun、くーたん、ぼくについておいで」
「だいちゃん、ありがとう」
「これで安心だね」
くじらのだいちゃんの案内で順調に航海、
途中でだいちゃんのおじさんの大歓迎を受けたり、
全国のお友だちのことを思い出しながら、北海道を目指します。
「北海道にようこそ」
「ごろちゃん、お出迎え、ありがとう」
「これ、ぼくの父さんが獲った鮭です、しっかり栄養をつけてください」
収穫したばかりのじゃがいも、とうもろこしなども差し入れしてもらって、
いよいよ日本を後にします。
…明日に続く
マイセンクリスタルのテディベア、10年くらい前に、広島のデパートで友だちへのプレゼントを探しているときに見つけました。
ガラス製品といえば少しひんやりとした感じがして、それが魅力でもあるのですが、これはあたたかい感じがします。
額の写真は飼っていた犬スコッティッシュテリアのハリーが雪の庭で遊んでいるところです、死んでからもう5年あまりが経ちました。
家の裏から見える山の名前は火山(488m)、昔、のろしをあげていた山で、この名がついています。
その火山がだいすきな友だちのSさんが帰り道に寄って、収穫したばかりのコシアブラをおいてくれました。
コシアブラは独特のいい香りがする春の新芽、天ぷらにすることが多いのですが、たくさんあったので、さっと茹でてお浸しにしていただきました。
小さなお箸をいただきました。
手前が大人用のお箸、こんなに小さいんです。
どうやら、くま用のお箸のようなので、ありあわせで食事の準備をしてみました。
junとカシスにぴったりサイズ、お茶碗は杯、お皿は豆小皿を使っています。
実はこのお箸、ほんとうは和風フォークです。
うさぎさんの切手を貼った封筒に入って、
熊王子さんとユミさんから届きました。
うふふ、お二人の言葉どおり、やはり、小さなくま用のお箸にしか見えません。
熊王子さん、ユミさん、ありがとうございました。
だ~るまさん、だ~るまさん、にらめっこしましょ。
笑うと負けよ、あっぷぷのぷっ!
あれっ、だるまさんがふたり。
わっ、だるまさんがさんにん、ぼく、負~けた。
3人目のだるまさんは群馬県のご当地フォルムカードです。
白樺湖でホテルがごいっしょだった榛名さんが送ってくださいました。
榛名さん、ありがとうございました。
集める会の会長さんはすでにお持ちですので、会員のみなさんに昨日お送りしました。
だるまさんを頭に乗せて大喜びのくーたん。
群馬県の高崎だるまは有名ですね、3年前にエテルナさんにいただいた上毛かるたにもだるまさんの札がちゃんとあります。
上毛かるたについての詳しい日記を見ていただけます。
上毛かるた2007.3.4
くーたんが最初ににらめっこしていた三原だるまとたこだるまは、広島県三原市で毎年2月にひらかれるだるまの市「神明市」で売られています。
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今日と明日は、「捨てられないものシリーズ」をお休みして、明日はくまサイズのお箸をご紹介の予定です。
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メインのパソコンを修理に出しました、連休をはさむので、5月15日くらいまでかかるとのことでした。
それまでは、夫のノートパソコンを使うので、ブログの更新はするつもりですが、みなさんのところへのご訪問が時々しかできないかもしれません、しばらくご猶予くださいね。
最近、国内でもミニサイズ(くまサイズ)の絵本を見かけるようになりましたが、10年くらい前にはほとんどありませんでした。
それで、外国旅行の際、本屋さんに寄って、ミニサイズの本を買うのが楽しみでした。
ここにあるのは、フランス、イギリス、ドイツ、フィンランドなどで買ったものです。
チョコレートの本のサイズが縦5.8㎝、横4.8㎝、国内で買ったピ-ターラビットシリーズ、ミニサイズ絵本などもふくめると、結構な冊数があります。
ひと箱に10本づつ入ったトンボの色鉛筆、9箱で90本あります。
昔、日本の色の名前に惹かれて買いました。
たとえば、Vol.1のパールトーンには、英名とともに、薄紅、珊瑚色、桜貝、水仙、若菜色、薄浅葱、忘れな草色、鳩羽色と記されています。
ほかに、抜粋ですが、
Vol.2 蒲公英、川蝉色、菖蒲色、
Vol.3 臙脂色、栗色、枯葉色、銀煤竹、鶯色、千歳緑、青褐、紫根、土龍色、
Vol.4 撫子色、杏色、梔子色、麦藁色、萌黄色、薄荷色、天色、
Vol.5 李色、蘇芳色、土器色、枯竹色、芥子色、苔色、仙人掌、針樅色、真鴨色、濃藍、
Vol.6 小鹿色、渋紙色、猫柳色、蜜蝋色、柳葉色、抹茶色、水晶色、釣鐘草、鳩羽紫
Vol.8 桜色、一斤染、砥粉色、鳥の子色、白緑、秘色、瓶覗、美女桜、
Vol.9 雀茶、肉桂色、菜種油色、麹塵、緑青、山藍摺、熨斗目色、二藍、古代紫、梅紫、
Vol.7がないのと、色数が10揃っていないのは、英名だけの記載、読めない漢字もありますが、日本の自然の草花や小鳥・動物たちからもらった美しい色の名前です。
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メインのパソコンが動かなくなり、お気に入りに登録していたブログをお持ちのみなさんのアドレスが消えてしまいました。
コメントをいただくときに、ブログのURLを記入していただけますとうれしいです。
ブログの更新とmixiの日記へのコメントは、ノートパソコンで続けられそうです。