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「思い出のアーニー」の原作者ジョーン・G・ロビンソンさんの「テディ・ロビンソンのたんじょう日」です。
次の6篇のお話が収録されています。
① テディ・ロビンソン ベビーシッターになる
② テディ・ロビンソン バレエ教室へいく
③ テディ・ロビンソンのたんじょう日
④ テディ・ロビンソン 本になる
⑤ テディ・ロビンソン お人形病院へいく
⑥ テディ・ロビンソン 木にのぼる
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ロビンソンさんのイラストは所々に散りばめられています。
どんなお話のシーンなのか、想像しながら見てみてください。
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「うん、かんごしさんにみえる」
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「きみはおどるの?」
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からだがふわりと宙にうきました
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ふたりはそろっておじぎをしました
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たんじょう日ケーキを、ほれぼれとながめていました
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「いまなら、あたまで立つことだってできそう!」
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<こう・めだ>
※こうふんして、めだちたがりになっていること
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「木のてっぺんに いる ぼくに ばんざーい!」
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ますます、じぶんが小さくなっていくようなかんじがしました
※かなしそうなテディ・ロビンソンですが、訳者の小宮由さんがおっしゃっていたように、お人形のジャクリーヌのすてきな言葉でハッピーエンドに終わります。
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シリーズのあとの2冊も、ぜひ、読んでみたいと思う傑作でした。
わかります。
喜んだり、得意がったり、お澄まししたりと
表情豊かです。
お話のなかの挿絵ですけど、独立したイラストとしてもすてきですよね。
お話を読むと、もっと、もっと、イラストのよさが引き立ちますけど…。
<こう・めだ>なんて、男の子のくまがやりそうなことで、思わず吹き出してしまいました。
いまなら、あたまで立つことだってできそう、
なんて、なんで頭で立てちゃうって思ったのかしら?
イラストもかわいいし、お人形ともしゃべったり
機会があったら読んでみたいです。
私の好きなタイプのベアさんの絵です。
物語の内容は、あまり想像がつかないのですが、
そこがまた空想のお話らしくて、良い感じです。
ぜひぜひ、機会があれば、読んでみたいです。
シリーズの紹介に、おかしくって、かわいくって、あったか~いとあるでしょう、そのとおりのお話です。
いまならあたまで立つことだってできそうは、そんなことはできないけれど、自分のお誕生日パーティーをひらいてもらって、もう、うれしくって、<こう・めだ>になっているんです。
お薦めの本です。
>みかんさん
いわゆるかわいい系ではないけれど、長女とテディベアとともに過ごした母親ではないと描けない愛情にあふれたイラストだと思います。
お話も、子どもたちにも、読み聞かせをする大人にも、心に残ることでしょう。
「いまなら、あたまで立つことだってできそう!」のシーン
ブログにアップしていませんが 実は以前に ぽんちゃんが
頭で立っていた瞬間を 写真に撮った事があります♪
楽しいお話で、6つのお話を一気に読んでしまいました。
わっ、ぽんちゃん、頭で立ったことがあるんですね。
すご~い。
いつか、アップして見せてください。
エルやメイは手と頭をつけての逆立ちはできますが、頭だけで立つことはできません。
素敵な本の紹介ありがとうございます。
図書館にありましたので、早速予約しました。借りる日が楽しみです。
ジャクリーヌの言葉、すてきでしたよ。
それぞれが短篇ですが、1話から5話までの伏線があるので、一言では表現できません。
図書館にあって、よかったですね。
一気に読めますので、読んでしまいたくなるので、あまり遅い時間から読みはじめないようにしてくださいね。