ギターのヘッドとネックがデザインされたドアの取っ手、
4月16日(土)に「SLOW DOMN」のライブがあった会場「CROSS ROAD」です。
おふたりの登場を待つ会場、
「SLOW DOMN」は、ギターの笛吹利明さん、
ボーカルの浜田良美さん、おふたりのユニットです。
広島でのライブは、しゅう防さん、おーしおさん所属の「JLT広島」が主催した手作りの、しかし本格的なライブです。
笛吹きさんのギターは、曲によって、ギターなのに、ピアノの音色になったり変幻自在のすばらしいテクニックで、浜田さんの歌は心にしみる話しかけるような曲からみんながのりのりになる曲まで幅広いレパートリーで、アンコール曲も3曲、2時間あまりがあっという間に過ぎていました。
みんなで被災地に届ける寄せ書きとカンパをしました。
SLOW DOMNの3rdアルバム「真夜中の詩」、サインに添えられたギターがすてきです。
1枚目のドアの写真は、ごいっしょしたガリさんの撮影です。
4月17日(日)、全国20箇所でひらかれた東日本震災復興支援コンサート「歌でつなごう 命と望み!」の広島会場は、
安佐北区可部の旧国道沿いにある可笑屋(かわらや)、築150年の古民家です。
13:00受付、14:15オープニングで、みんなで歌うオリジナル曲「ぼくたちは」の歌唱指導がはじまり、参加者全員で心を込めて合唱しました。
このあと、福島県から広島に避難してこられた方がお礼と決意を語られました。
「ここでみんなの心と歌の力をもらって自分が元気になって、その元気を今度は自分から被災地のみんなに発信したい」
涙を流しながら、でも、きっぱりと話された言葉に参加者みんなの胸は連帯の気持ちでいっぱいになりました。
14:46、大震災が起こった時間に黙祷の後、コンサートがはじまりました、2番目に登場のおーしおさん、彼の「桜星」、「未来」は何度聞いても心にずんと入ってきます。
3番目に登場の山上さん、彼はJRで働いていて、JR可部線が廃止されるとき「がんばれ可部線」の歌を作詞作曲して廃止反対運動に力を与えてくれました。
奇しくも当日の篠笛・神楽笛演者でもあったコトさんが高校時代にこの歌を聞いていたとの縁で急遽即席のユニットが組まれたそうです。
おーしおさん、山上さん、コトさんをはじめ、当日は8組の方たちが参加したライブでした。
当日、みんなで歌った奥田祐子詩、松本幸子曲の「ぼくたちは」と山上茂典作詞・曲、山ノ木竹志編曲の「心つなごう」の楽譜です。
みんなの声は、きっと、被災地に届いたことでしょう。
会場の「可笑屋」の経営者の方が、趣旨に賛同してライブ会場費を無料にしてくださったうえに、参加者に炊き出しをして、豚汁とおにぎりを振舞ってくださいました。
おいしくいただいて、私たち参加者は被災地へのカンパで気持ちを表しました。
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2日続いてのライブ、体はちょっと疲れましたが、心はもうはちきれるくらいの元気をいただいて帰りました。
歌の力って、すばらしい♪
みなさん、ありがとうございました。