<4月8日付け福島民報掲載12面記事より>
東京・多摩で被災地支援シンポ 馬場町長ら展望語る
東日本大震災の被災地の復興を支援するシンポジウムは6日、東京都多摩市の関戸公民館で開かれ、浪江町の馬場町長らが町の現状と要望について語った。
地元の「せいせき桜まつりの主催実行委員会」の主催で、市民や浪江町からの避難者ら約60人が参加した。パネリストとして馬場町長のほか渡辺文星副町長、原田功二町商工会青年部長、町出身の歌人三原由紀子さんが出席した。
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馬場町長らは4月1日の避難区域再編や除染の実施状況など被災地の現状について説明した。参加した市民らからは「東京電力福島第一原発事故の風化を心配しているようだが、われわれが忘れることはない」「福島の事故の根本を断たなければ、われわれの生活にも深刻な影響が及ぶ。被災地とのつながりを意識しながら、何らかの運動や支援を考えるべきだ」などの意見が出されていた。