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2018年5月21日(月)
会津駒ケ岳駒の小屋前 夜明け前(4:22)
朝4時に目が覚めると窓からは強い風がうなる音。 「外に出たくないなぁ。。。」と思ったものの、窓から外を覗くと東の果ては真っ赤に焼けている。 「行くか。」と決め、持ってきた限りの暖かい服装で外に出る。 つば付きの帽子は飛びそうだったので、3ウェイキャップを耳まで被り、ネックウォーマーは頬まで上げて。
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三脚を立てるとカメラごと吹き飛ばされそうな風が吹く時も。 けれど常時吹いているわけではなかったので、幸い撮影はできた。
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おはようございます。
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上空に張った雲のせいか、反対側の山がモルゲンロートになることはなかった。
風は相変わらず強く吹いていたので、とっとと小屋の中に戻ったのが5時前。
三脚や着ていたものをザックに詰め込み、あらかた帰り支度を整え、5時半過ぎに食堂へ。
山頂からの景色は前日に見たし、空は雲が掛かりどんよりしており昨日以上の景色は望めそうにないので、
さっさと朝食を食べ下山し、少し燧裏林道の方にでも行ってみようかと思っていました。
食堂に行くと男性のうちの一人の方が既に朝食の準備を始めていました。
この方、今までに販売されている駒の小屋Tシャツ全色を所有されているという中毒ぶり。w
となると、朝食をしながらのお話も弾みます。
小一時間ほどかけて朝ご飯を食べ、再びザックにバーナーなどしまい、
三橋さん、浅井さんと写真タイムなどしていたら7時過ぎ。
ご挨拶をしてアイゼンを履いていると。。。なんだか青空が出てきた。
予報では9時ごろから晴れる予報でしたが、なんだかよい景色になってきたので、
やっぱりこの日も山頂に行くことに決めました。
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前日雲が掛かっていた越後駒ケ岳、中ノ岳がすっきり。
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越後駒ケ岳の手前には重なるように荒沢岳。
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更に写真左手の方に平ヶ岳。
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写真右から、平ヶ岳、恵鶴山、至仏山、武尊山、燧ケ岳。
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山頂少し先から見る大戸沢岳、三岩岳。
大戸沢岳の手前低い所辺りに既に茶色くなった部分が見える。
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さて、本当に下山しましょう。
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小屋の兄さんこと三橋さん、尾瀬ガイドの浅井さん、お世話になりました。
ちなみにこれ、新色Tシャツ~!
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9時過ぎに下山し始めると予報通り空はさらに晴れました。
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下るにはもったいない程の空でしたが、この時はまだ尾瀬に行こうと思っていたし。。。
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根開けだねぇ。
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これから登る人。 素敵な天気になって良かったね! がんばれっ!!
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陽射しが良くなってきたので、さらに素晴らしい新緑。
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水場近くまで続く新緑を何度も見上げ、撮りながらの下山。
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アイゼンを外し、しっかりと見えるトレイルを確認するとやっぱりホッとする。
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お花を見上げ、
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周囲の山々が高く見えるようになったら、この山行も終わりが近いことを感じる。
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当たり年と聞いていたタムシバ。 前日は雨でテロンとしていたけれど、
この日は生き生き。 まだ咲いていてくれて良かった。
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花の後ろ付け根にペロンと一枚葉がついていない、のがコブシでなくタムシバだそうだ。
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「これは何?」と思ったらマンサクの花びらが取れたものっぽい。
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ヘリポート跡も緑に染まる。
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トレイル上に転がっていたハルゼミ。 そうそうこの日はミョーケンミョーケンよくないていた。
この後飛んで行きましたよ。 そして私の携帯が鳴き始める。 なに?
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とうとうここまで来ました。(12:45) 下界への架け橋。w
下りないと翌日から仕事ですから、と現実に引き戻される。
でも、これは清々しい引き戻され方。
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車に戻ると電話の主が待っていてくれました。
モモクリさん、隣の登山口から楽しんできたそうだ。
来春こそ三岩に行きたいね。
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モモクリさんと別れた後、楽しみにしていた裁ち蕎麦をいただきに行きました~!
また、「まる家」さん。
はっとうも食べたくて来たのだけど、この日は2枚お持ち帰り。
そして「燧の湯」へ。
そうです。 もう満足してしまったし、もうひと歩きには時間も中途半端だし、で長風呂に決めました。
帰りに井桁豆腐さんにも寄りたいしね。
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最初の計画通りにはいきませんでしたが「やっぱり会津駒いいよなぁ~。」という再確認と来年への目標を胸にこの景色を後にしました。 「桧枝岐村、やっぱり遠いなぁ~。」と以前にも増して思いましたが、この山の懐の深さを感じさせるパワーを感じ、思い出すと、引き込まれるようにまた来てしまうのだろうな、と思っていました。
越後三山方面もとても綺麗に見えましたね。私はつい先日、裏側の方に行ってましたよ。旅行ですが。越後駒、かっこよかったです。
山の緑は柔らかな色合いでとても素敵! まさに新緑ですね。モモクリさんのお出迎え付きでしたか! 楽しいね〜。
新緑と残雪が同居してるこの季節、いいですよねえ。
さあ、来年こそは先まで通しで歩きたいですね。
本当に贅沢で、素晴らしい時間ですよね。
冬の寒さとは違いますが、キャップになるようなものとネックウォーマーを持っていて良かったです。
やっぱり用心が必要ですね。
こういう時間を過ごしてしまうと、登りが厳しくてもまた行きたい、
と思ってしまうのですよね。
駒の小屋はそもそも寝床が快適だし、
皆さんとの食事やおしゃべりも楽しかったので、なおさらです。
新潟の方に行かれたのですね。
レポが楽しみです!
思い返すともう良い思い出ばかり。
三岩まで縦走する前に、もう一度会津駒まで予習しておいて良かったです。
来年は行けると良いですね~!