らぶのお家は、どんなお家

昨年の秋、家を探しにロンドンを訪れた時、犬OKと言う事でこの家に決めた。
セミ・デタッチと呼ばれる二軒続きの家。
2人家族には大きすぎたが、バスタブは新しかったし、壁も塗り直してあった。庭があるのもうれしかった。
が・・・外塀が壊れ、外壁がはげていた。食洗機が壊れていた。カーテンレールも壊れていた。部屋の扉が閉まらなかった。直すことを条件に契約書にサインをした。
あわてる事はないと思った。
食器棚やクロゼットは、掃除をしなければ使える状態ではなかった。パパが生活が出来るよう最低限の寝具や食器を購入し、私は日本に戻った。らぶの検疫期間を過ごすために。。。
27年ぶりの寒波と呼ばれたロンドン。
不動産さんとパパの再三の呼び出しに動かない大家さん。パパは、自分で直せるものは自分で直した。そんな中、シャワーが壊れ、2重扉の玄関、外扉の鍵が壊れた。
直しに来る約束をした大家さんを待ち、すっぽかされる週末。バスタブにはホースでお湯を張る毎日。
そして、スコットランドヤードから、玄関の扉は防犯上直すようメールが入った。
私がロンドンに入った3月、玄関は直っていた。でも契約は守られず、相変わらずホース付きのバスタブ。その上、ボイラーのタイマーが壊れていた。
そんな訳で、犬OKの物件が出た時、不動産屋さんは、すぐに声をかけてくれた。
5月7日、引っ越し予定。
部屋数は少ないけど、イギリスの香りのする家。
新しいお家の事は、後程ゆっくり・・・
今のお家、写真がアップ出来なかった訳。
アップするには、夢がなさすぎ、悲しすぎた。