鏡海亭 Kagami-Tei ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石? | ||||
孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン) |
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生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。
第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29
拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、 ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら! |
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シェフィーアさんの本気とレイシアの本気
こ、これは……。シェフィーアさんとレイシアが主役のタイトル画像? そういえば、本ブログ「鏡海亭」は、この週末の間、彼女たちにジャックされたのでしたね(笑)。鏡海亭の連載小説『アルフェリオン』、次回から始まる「ミルファーン編」に向けて、ミルファーン王国から少々過激な宣伝に来てくれた二人組なのでした。
あ~、あーあー。ただ今、マイクのテスト中です。先週末、このブログはシェフィーア様がジャックしたとのことでしたが、急遽、わたくしことレイシアが、さらに実力行使で支配下に置きます。従わない者は、斬る。
ちょっと待つのだ、レイシア。週末限定でブログ「鏡海亭」をジャックした我々は、新章「ミルファーン編」のスタートをチャンスとして、私、シェフィーアが『アルフェリオン』のヒロインに成り上がるという計画を実行に移す手はずではなかったか。私のセクシーな(笑)画像で皆様の心を釘付け!という段取りでは……。
いいえ。お待ちください、シェフィーア様。「セクシーな」の後に「(笑)」がついている時点で、もう悪い予感しかしません。
どうかな? 私の実力を見せるときが来たようだ。心せよ、我が魅力に。
生成AIのHolaraさんが全力で描いてくれた画像だ。
ほれ!
本物のおバカでした……。一瞬でも期待した私も愚かでした。……え、まだやりますか?
ほうほう、私の魅力が超越的すぎて、すぐには受け入れられないようだな。慣れるために、ではもう一枚。
もしも、この人みたいに生きられたなら、人生、楽しいだろうな……(苦笑)。
!? まさか。ギャグとセクシーの境界が、だんだん、微妙に曖昧になってきた……。さすがはシェフィーア様、やるときはやりますね。
どうだ。参ったか。ひれ伏せ、私は曲がりなりにも高貴な王族の血を引く(元)姫。この、意図せずとも溢れ出る魅力のオーラ。
その血が泣いていますよ、シェフィーア様……。大体、そんな馬鹿なことばっかりしてるから、王家から絶縁されるのです。
とどめだ。これで皆も私の虜。メインヒロインのエレオ何某とかいうガキんちょとは、女としての経験値が違うのだよ。
そんなうら若い少女と本気で張り合うあなたが、大人げないです、シェフィーア様……。
レ、レイシアはいつも手厳しいな。
やれやれ、私がお手本を見せるしかないですね。このままだと「ミルファーン編」の印象がガタ落ちです。
いや、あの、ちょっと? あのだな、レイシア、さん? なぜお前のグラビアなどと。それと私がここで比べられては、どうなのだ。いいか、こんなのだぞ、私は。
(こんなの ↓)
これは……。完全にイロモノではないか。反面、なんだかんだ言ってレイシアは、本来ならば『アルフェリオン』のヒロインも十分に狙える逸材、少なくとも設定上は、登場人物中屈指の美女、剣技は最強クラス、言動にもなかなか味のある密かな人気キャラではないか。そこで私が、のこのこと出て行ってレイシアと比べられては、まさにかませ犬、いわゆる「公開〇刑」というやつでは(泣)。
何をごちゃごちゃとおっしゃっているのですか、シェフィーア様。ここは私にお任せあれ。見るがいい~、想いの力を~、騎士の覚悟を(相変わらず棒読み)。
よ、余計なことを。私の計画が……。無念。レイシア、恐ろしい子。
私はレイシア、シェフィーア様の騎士! 「私は、あなただけのために咲く花、です」(あ、メインヒロインのエレオノーアの名セリフを真似してしまった……)
全力で、行く……。次回は、私のグラビア風画像集だそうです。
これすなわち、必・見。
連載小説『アルフェリオン』、今後とも何卒よろしくお願いいたします。我が主君および作者に代わってお願い申し上げる次第です。本日も鏡海亭にお越しいただき、ありがとうございました。
ではまた!