鏡海亭 Kagami-Tei ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石? | ||||
孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン) |
||||
生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。
第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29
拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、 ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら! |
||||
小説目次 | 最新(第59)話| あらすじ | 登場人物 | 15分で分かるアルフェリオン | ||||
勇者姫と巡る王国ツアー!(3)『アルフェリオン』新章開始に向けたPR企画
本ブログの連載小説『アルフェリオン』の新章開始を前にして、特別PR企画です! ミルファーンの「勇者姫」と共に王国を巡るツアー、本日は第3回目となります。では、フレイナ姫、よろしく。
やぁ、また来てくれたね。フレイナだよ! 前回のツアーでは、王国北西部の荒々しい断崖地帯を訪れた。覚えてる? あのときの景色とは対照的なのが今回、王国北東部の北オーリウム海沿岸の眺めだ。
こういうなだらかな砂浜が延々と続いて、干潮の時には干潟の広がる場所も多い。以前、小説本編にて、シェフィーア姉さまとレイシアが散歩しながら主人公ルキアンのことを話していた印象的なシーンがあったよね。あのときの海岸も、北オーリウム海のどこかだよ。
見た目には、こんなところが多いかな。
姉さまたちが歩いていたのは、こういう感じの海岸だったね。
潮が引いた時に顔を出す砂州に、城や要塞が立っている場所も時々あるよ。このあたりは干満の差がとても大きく、干潮の時には陸地になって船は通れないけど、そのかわりに沖から歩いて上陸できるようになるからね。エスカリア帝国に近い海岸が、こっちじゃなくて助かったよ。前にも話したね。砂浜ばかりの平坦な岸辺では、帝国の大軍と真正面から戦うことになってしまう……。
ほら、これでは困るよ~。断崖に守られた西部の海岸と違って、こんなにだだっ広い東部の海岸、帝国軍に一斉に上陸してこられたら抑えようがない。姉さまたち「灰の旅団」をはじめ、王国には腕自慢の機装騎士団がたくさんあるけど、何しろ帝国側のアルマ・ヴィオは圧倒的な物量だから。そのくせ、数だけじゃなくて、中には超高性能な新型の機体も混じっているそうだよ。旧世界の機体とかね。
何だか気が重くなってきちゃった。前回みたいに海で遊ぼうかな(笑)。ツアーのガイドは、小休止でね。
う~ん、それでは参りましょうか。結局、今回(も)、私のグラビアになりそうだ(苦笑)。
物語の「メインヒロイン」ことエレオノーアにも、「自称ヒロイン」のシェフィーア姉さまにも、負けないんだからねっ!(笑)
何しろ、わたし、「勇者」ですから!! あ、「自称」だけどね。しまった……姉さまと、血は争えないか。
わたしは、勇者としても、アルマ・ヴィオに乗るエクターとしても、それから一応、王女としても、まだまだ半端者だけど、せめて勇気では誰にも負けないようにしたいな!
いにしえの時代に栄えていた「旧世界」の人々が、海やプールとやらで泳ぐときに来ていたという水着の、復元品を……今回は、いくつか用意してもらったぞ(誰にだ?)。
じゃーん、いろんな色のものがあります。
真夏、到来! 燃える赤だね。で、今度は……。
こ、これは、ちょっと……勇気が、要るかも。でも勇者なのだから、勇気(?)を出して着てみた。似合ってる?
とかなんとか言っている間に、楽しい今日もあと少し、日が暮れてきたよ……。
最後に、海岸から少し陸の方に向かって、印象的な景色へとご案内。
海岸沿いの荒れ野を彩るピンクの花の絨毯。あなたの世界ではエリカとかヒースとか呼ばれている植物に、何となく似ているね。
小説『アルフェリオン』の中で、姉さまが、北のイバラの伝説についてルキアンに語ったときがあったよね。あの昔話に出てくる荒野にも、こんな感じで、季節になるとお花のじゅうたんが広がっていたのかな。それにしても、シェフィーア姉さまはずるいなぁ。主人公にとって決定的なシーンばかり持っていって(苦笑)。
ミルファーンの勇者姫こと、フレイナでした。最後は勇者らしい衣装で、きまったかな?
次回も待ってる。今度は山の方に行ってみようか?
ということで……鏡海さんに代わって御挨拶。本日も鏡海亭にお越しいただき、ありがとうございました! いつも感謝です。
ではまた。