”銀次郎”(犬)

ボーダーコリーの銀次郎の
日々の話題を写真と動画で綴っています。

物凄い兄弟!

2012年10月18日 20時04分36秒 | Weblog

      引っ掛け漁

 

長らく長良川郡上管内で遊んでいますが

この時期素肌で引っ掛けをする人なんぞ見た事が無かったです

世の中には色んな人が居ますね~

 

昨年来・・何かに付けて絆、絆って・・・最近はうんざりしていました

でも今回は本物の素晴らしい

兄弟の絆」ミタ気がしました。

 

 テントで昼食中に目の前を下流へ通り過ぎた二人の老人

その内の一人が上着を脱ぎ川へ入っていきました。

 

引っ掛け漁とは

石に影に身を潜めた鮎を短い竿の先に4本錨を付け

その間(あいだ)を30cm程度の紐で接続

鮎が掛かるとその紐が遊び部分となる

そ~思っていた私・・・

実は一ヶ所間違いが有りました

それは石の裏に隠れている鮎じゃなくて

「泳いでいる鮎を引っ掛ける」そうです

長年の経験で泳いでいる鮎の何センチ前を引けば

鮎が掛かるか体が覚えているのでしょうね

 

 

10月13日(土)12時59分

弟さんが 引っ掛けた瞬間

 

 

掛かった鮎を引き船に居れる為に

持ち直す「一手」がクチなんです・・(普通はタモを使う)

 

 

引き船を寄せて

 

 

ゲット

 

 

数十メートル下流に流れながらの漁から上がった弟さん

 

 

7分間で・・見たとこ5匹をゲットです

 

 

岸で見ていた兄者(82才)は優しい眼差しで弟(79才)を迎える

 

 

イッパイおるわ~ワハハハ~って!

 

 

台風が来る前に一緒にやろうと話していた兄弟

 

 

=14日は隣町へ行った私・・・=

 

 

 

15日12時51分

川の中央に・・・二ッツの浮遊物????

 

 

 

UPで見ると先日の老兄弟が・・・

まるでシンクロナイズドスイミング見たいに息の合う動きです

 

 

ツンツンを見るヒロ君の向こうを流れる兄弟

 

 

そして兄者に掛かった鮎・・

掛かった鮎は先ず右手で鷲づかみにして

口で銜えて引き船に入れやすい様に

握り直す

その手からは

大アユのシッポが跳ねていた

 

79歳の弟、82歳の兄者 合わせて161才

 

 

後期高齢者でこの素肌で川に入る体力

           鮎を捕ろうとする気力、

                    水中での行動力、+結果

れ入りました