野底の桜を見に行くと、見慣れない鳥を発見。きれいなウグイスの声が聞こえる林の中で、ハト位の大きさで青い羽根が目立つ。図鑑では「カケス」のようなのだが、どうだろうか？
大西桜が満開との情報で、ご近所誘って出かける。3,000本の桜は満開状態で、天気良く真っ白な赤石岳と桜の対比がきれいだ。桜見物の中でセキセイインコと一緒の老カップルと出会う。なついているインコは、私たちの肩にも乗り移って遊んでいく。野鳥を見る楽しみもいいが、きれいな鳥を飼う楽しみもいいなあ・・と。
田んぼの中は最近けたたましい鳴き声が聞こえる。ひょっとしたらヒナが孵っているかもと近づいてみると、親鳥の周りを小さな動くものが三ついる。生まれたばかりだと思うのだが、親にやしなってもらうことなく、こちょこちょ動き回って何やら餌をついばんでいる。時折親の警戒の鳴き声で、親の羽の下に隠れる。
今迄カワセミのカップルを見ることは何度かあったが、このようなオスからメスへの求愛給餌の行為を初めて見た。しかしこの時は残念ながらメスに小魚を受け取ってもらえず、求愛に失敗したのか小魚の向き（頭尻を）変えて雄が飲み込んでしまった。ひょっとしたらこの場所が繁殖する所かも知れない、静かに観察してみよう。
雨降りの田んぼの中で、ムナグロのつがいを見る。ここで年に一度見れるかどうか、春先に旅の途中で立ち寄ってくれるようで。写真は雨降りの早朝にて写りは良くなくて（いいレンズが欲しいなあ・・と思いつつも）
この頭の黒い鳥、初めて見る。が ２日間だけでもうどこかに。図鑑を見れば、どうもノビタキらしい。渡りの途中に立ち寄ったようだ。また 少しの間 きれいな鳴き声が聞こえたウグイスも、どこかに引っ越して今は聞こえず。
まだ雪が舞ったりして寒い春、それでも川原の柳も芽を吹き幾分春を感ずるようになった。その川原にキジが頻繁に出てくるようになって、ホロウチが見れるようになった。近場でいい所に現れてくれるのを楽しみに、毎日足を運んでみるのだが。
