Kainoa Blog

音楽家社長 鴻池薫の音楽活動&レッスン記、思う事等 徒然日記
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元旦に思った事

2007-01-01 00:33:10 | 日本を思う
元旦、東京は大変おだやかな朝を迎えました。皆さんの住んでいる所はいかがでしたか?
ちょっと長くなりますが、今日新聞読んでいて思った事書きます。

今日の産経新聞の「産経抄」に非常に良い事が書かれていました。
「明けましておめでとうございます。」という言葉は本来人間同士でかわす挨拶ではなく、家に訪れる「年の神」への祝福の言葉という事なんですね。「年神」は農耕神である同時に祖先神で、お盆の迎え火のように、松飾りを目印にしてやってくる。

おせち料理は、元々神に供えたお下がりをみなで食べあうもの。
神が宿る餅を食べて、その力をもらうのがお年玉。

それを読んで思った事:
元旦に日本人が行っていた厳粛な行事を、そのコラムにも書いてありましたが、商業主義によって日本人は全然そんな事を忘れ去ってしまっている。
また、「明けましておめでとうございます」を「あけおめ」そしてもうお分かりだと思いますが「ことよろ」と略す言い方がいつの頃からありますが、挨拶になっていないし、元来神を祝福する言葉である言葉なので、もしまだ使っている人はやめた方がいい。勿論ジョークである事はわかりますがね。

僕は以前このブログでフラの競技大会「キング・カメハメハ・フラ・コンペテイション」をハワイアン関係の人が略して「キンカメ」と略す事はよくない、と書いた事がありました。「キング・カメハメハ」はハワイの王様の名前です。ハワイの神様に次ぐパワーの象徴である王の名前を「キンカメ」と言う事は我々日本人が「業界言葉」として絶対使ってはいけない。

どうも今時の日本人というのはジョーク交じりに言葉を略す傾向があります。たぶんある種の気恥ずかしさもあると思いますが。

挨拶は人の基本。仕事の現場、レッスンの場等でこちらが挨拶をしてもちゃんとしてくれない人がたまにいます。実は非常にガクっと来るんです。そこでその日は崩れてしまう。

友人、仕事仲間、生徒さんであれ、どんなにお互いに付き合いが近くなっても、「礼に始まり、礼に終わる」は最低限ちゃんとしていきたいものです。

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新年!!

2007-01-01 00:27:10 | 日本を思う
hinode新年明けましておめでとうございます。hinode
今年もよろしくお願い申し上げます!!

ライブで、レッスンで、ブログで、BBSで皆さんと共に楽しく過ごしたいと思っています。いい年にしましょう~!

今年も鴻池薫を応援して下さいね。</</spanspan>