クリムトの「接吻」
義兄夫婦が家を建てた時、盾幅が2メートルくらいある大きなそれが、新築の家の階段途中に飾られた。
その時、4人兄弟の長女はまだ赤ちゃんで、絵の好きな長女はこの絵を見ながら育った。
が、姪っ子はある時この絵が変わっていることに気づいて、母親にそれを言ったけど、わかってもらえなかったそうである。
「男の人が、もっとかっこよかった」
この作品は「首の角度が斜めから直角に曲がりすぎた」とマンデラ界隈で話題になっているもので、私は記憶がはっきりしなかったけど、やっぱりそのようである。
「私は猿のアイアイも、これは妄想でも作り話でもなくて、グーグルでアイアイを何度も検索してた。目が大きくてふわふわしてて、見る度にめちゃ可愛い!!と思ってた。ホントだよ!!こんなのアイアイじゃない!!」
と「この世界のアイアイ」にも彼女は呆然とした。
飛んでいる人?は本当にいる。