地味なんだけど、私には刺激的なことを始めて5ヵ月。
言われる通り、マンガみたいに変化が起きてしまった。
物心ついてから「ワタシ」と思っていたものが、ホントに自分でもわけがわからないんだけど「ワタシって何だっけ?」とわからなくなった。
いや自分の名前も言えるし、記憶喪失になったわけでもないんだけど、それがスカスカになったというか、どうでもよくなったというか、何と言えばいいのかな。
うーん、でも自分を大事に思わなくなったという意味ではなく…
今「ワタシ」ということを説明しなさいと言われたら、「見えるとか聞こえるとか暑いとか寒いとか体感を感じている意識」と答えるかな。
「本来のワタシの機能というのはこれです」「ワタシと思っていたのは幻想です」と、最初聞いた時は「へ???」だったことが、まんまその通りを口にしているので、マンガみたいに変容が進んでいるようだ。
あと、聞こえるというのか響くというのか、静かなところで一人でいると(今この瞬間も)「シーンという音?」「かすかな虫の声?」うまく言えないけど、前は聞こえなかった音が、自分の耳あたりのやや後ろ?で、ずっと鳴っているんですよ。
いや鳴っているんでも、音でも、耳で聞いてるわけでもなくて、もちろん耳鳴りでも幻聴でもなくて、うるさくもなくて、不快でもなくて、むしろ神秘的で心地よいそれが現れた。
何これ?と不思議。