今朝(2017/8/12/土)、テレビを観ていたら、高い気温にさらされた時、
高齢者の方が体表面の温度が高くなる(体表面の温度を下げる機能が
衰えている)。という話をしていました。
ここで、「危険」の類義語とその違いを理解しておきたいと思います。
「danger:危険」「hazard:偶発的な危険」に対し、
「risk」には、自由意思で冒す危険、というニュアンスがあるようです。
予想のできない天災や事故のような偶発的な危険に対し、注意すれば、
予想できる、あるいは、予防できる、更に起こった場合に対処方法を
事前に準備できる「危険」が、「risk」と言えるのかもしれません。
高い気温にさらされた時に、高齢者の方が大きな影響を受けると事前に
分かっていれば、予防できる(気温が高い時は外出を控える)、
起こった場合に対処できる(症状を正しく診断して処置ができる)、
ビジネスでも同じことが言えます。QFD→FMEAなどを駆使すれば、
「danger:危険」「hazard:偶発的な危険」をコントロールできる
危険「risk」まで格下げし、チャレンジすることも可能なのです。