2015年10月16日、旭化成は、三井不動産グループが分譲した横浜市都筑区の
大型マンションで建物を支える杭の一部が固い地盤まで届いていなかった問題で、
子会社の旭化成建材が請け負った杭打ち工事で、杭の先端部分と地盤を固定する
セメントの量にもデータの転用、改ざんがあったと発表した。
この仕事は、三井不動産→旭化成→旭化成建材という順序で委託されれている
のだろうか?この問題でも、オリンピックエンブレムの問題でも、最近のニュースを
見ていると、委託された側の問題であることは間違いではないのだが、委託する側の
丸投げ体質も大きな問題なのではないかと思わざるを得ない。
下請け、孫請けに仕事を依頼したのなら、当然、その仕事をチェックし、問題が
あれば、改善を促さなければならない。どの問題を見ても、動くお金の大きさから、
もっともっと、ちゃんとチェックしなければいけないような仕事である。
それを置いておいて、責任を委託先だけに押し付けるのは、どうなのかな?
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