徒然に色々な日々

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飼い猫茶子 腸の悪性リンパ腫

2020年01月11日 11時27分00秒 | 茶子のこと
茶子は私の飼い猫で18歳の高齢猫です。
でも顔つきはしっかり、毛艶も良く、活発で行動的で、とてもそんな年齢に見えない可愛い猫です。


そんな飼い猫「茶子」に悪性リンパ腫ができたようです。
甘えが多くなったのも、トイレの失敗が多くなったのも、食が少し細くなったのも、加齢によるものかと思っていました。

ある日、激しく嘔吐し、痛がってギャンギャンと鳴いて(これは普通じゃない)と心配になり動物病院に連れて行って発覚しました。

当初、吐いたものの中から長細いビニール片がいくつも出てきたので、これが原因で吐いたのかと。
ビニールを噛むのが子供の頃から好きで、でも飲み込んでしまうととても危険だから注意してたのに、、。
腸で引っかかると腸閉塞を起こして命に関わることもあるのです。

本来はそれを懸念しての受診でした。
高齢ということもあって、他の病気がないか見てみましょう、で、血液検査、エコーなどしてもらったのです。


以下、日を追っての経過です。


1/8 夜中〜早朝
激しい嘔吐で計5回吐く。
最初にフードとビニール
その後、回を追って色が薄くなり、最後は胃液を2回吐く。
この胃液の時、お腹が物凄く痛かったようで、注射針を刺されたときのように「ギャオンッ!!ギャオンッ!!」という激しく何度か鳴く。
ただごとじゃないと、オロオロしつつも、夜間診療の動物病院を探し、電話。
その間にコタツの中にウンチを2つして、急激に落ち着く。
コタツで硬めの箱座りをしてうずくまっている。
頻繁にコタツから出て水をゴクゴク飲む。
夜間の通院は見送り。

1/8昼
ビニールを吐いたから、これが原因かと1日様子を見てみる。
朝、出勤前、コタツの中を見ると、吐いて疲れて、今は具合が良くなったのか、手足を投げ出して寛いで寝ている。
餌を置いて出勤。
帰宅後、餌は少ししか食べず、排便はなし、排尿はしている。
食べる量は、以前の半分程度に落ちている。
やはり病院に行こうと決意。

1/9
夕方、仕事を早目に切り上げて動物病院へ。
拾った時、ワクチン、避妊手術、以外で病気一つせず17年ぶりの動物病院となる。
血液検査で大騒ぎし、声が待合室まで鳴り響く。
血液検査の結果は、やはり脱水症状がひどいとのことで短時間の点滴決定。
茶子を病院に預けて1時間半ほど外で時間を潰す。
病院に戻り、血液検査の結果を聞くと、脱水症状以外はいたって良い数値、ホッとする。
点滴で水分と栄養を補給すれば元気になりそうだな。
でも、明日も1日かけて点滴した方が良いとのことで、また朝来ることに。
その際、エコーも撮って調べるとのこと。
茶子を家に連れて帰って、お腹を撫で撫で。
これが大好きなんだよね。
しかしカラーがかなり邪魔で寛ぎずらそう、あちこちぶつかってるし。
腕には点滴チューブがついたままバンドで縛ってあるので痛々しい。
仕方ないよね明日も点滴、都度、針を刺してたらそれこそ大変!
餌は少し食べた、でも量はやはり少ない。

1/10
餌は減ってないし、排便の形跡もない、食べてないから出ないのかな、、心配。
水はよく飲んでおしっこもしている。
出勤がてら茶子をキャリーケースに入れて動物病院へ。
今日は丸一日の点滴とエコーだ。
昨日の女医さんが主治医になって、今日はお休みとのことで、別の男性の先生にお願いして、会社へ。
会社で酷いこと言われた。
「猫はどうなの?」
「いま点滴してます」
「あー死ぬね、だめだね(笑)」
「死なないですよ」
「何歳?」
「18歳です」
「あーだめだ、もう年だ、死ぬ死ぬ(笑)(笑)(笑)」
一緒になって笑ってる人もいた。
その場は無難にやり過ごすも、怒りと悲しみがこみ上げてきて涙が止まらなくなってしまう。
トイレに避難してグズグズと泣く。
給湯室で会った時に一応注意した「あれは酷いです」と。
「あー無神経だったね(笑)」と笑って言ってた、こーいうヤツにつける薬はねーな、お前が死ね!と思った。
それにしてもエコー検査の結果が心配だ。
退社後、病院へ。
点滴で少し元気になったような?
病院で出したフードを食べたとのこと、決まったフード以外は食べ物と認識すらしないのでビックリ!
エコーの結果は明日出ます、今後の方針も話したいので、明日も朝に来て下さい、とのこと。
???エコーって超音波だよね、結果が翌日?そんなにかかるのかな。
今後の方針も、、老齢だから生活のこと?ビニールのこと?
それとも何か大きな病気?心に暗雲が、、、。
プラスチックのカラーが、大好きなコタツに入るのにかなり邪魔そう。
本当に居心地悪そうなので、クッションタイプの柔らかいものを探すも見つからず。
すぐ欲しかったけどネットで買うことにした。
帰ってから餌は数粒、排便なし、排尿だけは元気にある水も飲む。
お腹を撫でてサインあり、コタツに座って揉み揉みする。
ビニールの残りあるかなぁ、腸がつまってたら触れば分かるのかな?と揉みながら探ってみるも素人には分からなかった。

1/11
カラーが邪魔そうだけど布団に入りたそうなので、頑張って引っ張り上げるも難しい。
少しの間だけカラーを外して、腕枕+お腹もみもみ。
本格的に起きて病院へ。
エコーの結果と今後の方針。
主治医の女性の先生が茶子を別室に移し、医療雑誌を数冊抱えて戻ってきた。
物凄く嫌な予感。。
エコーの結果を聞くと、
「腸に塊があり圧迫している、リンパ腫の可能性が非常に高く、この場合、悪性の可能性がかなり大きい。本来なら開腹して病理検査等するが、高齢なのでそれは避けたい。ステロイド剤を使って炎症を抑えつつ、外科的ではない方法で治療していきたい」
「症状が出て発見してからの進行がとても早いので、2〜3ヶ月といったところです」

、、、。
腫瘍、、悪性、、進行が早くて、あと2・3ヶ月、、え??

頭も心も追いつかない。
でも先生の話はちゃんと聞いて、返事してる私がいる。
知らずに涙が一粒二粒とこぼれてる、マスクしてて良かったけど、先生とは至近距離で話してるからバレてるだろうな。
まずは今日も点滴をする、水分・栄養だけでなくステロイド剤も。
この薬が効くと腫瘍というのがほぼ確定するそうだ。
ステロイド剤は腫瘍にとてもよく効くとのこと。
そして別な検査もするとのこと。
この病院は飼い主さんの気持ちを、かなり考慮している気がする。
診断結果が悪い場合でも、時期や時間を置いて柔らかく伝えてくれる。
でも今後はそう言ってられない。
予後の過ごし方、これから起きる最悪の事例、終末をどうするか、話し合って決めなくてはならない。
願わくば、あの激しい「痛い!痛い!」という鳴き声が出ないような治療や予後、終末を迎えられたらとは思う。
家で投薬で穏やかに過ごし、苦しみを長引かせるような延命治療はしない、酷く苦しむときは安楽も考慮にいれなくてはいけない。
耐えられるのか、、耐えるしかない、しっかりしないと。
茶子を病院に預け、家に戻ってきたが涙は出るし、悲しいし、どうしたもんかと。
ひとしきり泣いて少しだけ落ち着いたので、ネットで悪性リンパ腫について調べまくった。
病院や先生の病気の説明、実際に体験した人たちのブログ。
はぁ、もうこれは、、。
助からない。
無駄に治療するほどに、老齢だからこそ体力は落ち、自宅での安らぎも奪われてしまう。
18:30に迎えに行く。
知識を得て、必要なものを買い(居心地良さそうな敷物やクッション、食べやすそうなフード、カラーも今日欲しいから見てこよう)、準備を進めよう、落ち込んでる暇はない。
残された時間は少ない。

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