北海道の「学力危機」を考える(3)

先日来の「読売シンポ」に関連して。これが最後。 私は繰り返すが子どもの学力を引き上げるべく努力するのは学校と教師の基本のテーマであるといえる。その「学力」は端的にはかつていわれた言葉を引き合いに出せば「見える学力」と「見えない学力」の二つである。しばしば「学力」は前者を指す。つまりテストなどで計ることのできる学力である。小学校4年生程度の学力をもって「基礎学力」とくくるのは少々抵抗があるが、例えば小学校で習う漢字は1006字で、小4までには640字を習うことになっている。また47都道府県がどこにあり、その名前を覚えるなどもある。簡単ではない子どももいるが最低必要なことだろう。 . . . 本文を読む
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