外国人の看護師

夕べのニュースで、インドネシア人で日本の看護師になりたい人たちに対して資格試験のハードルを低くするという意味の方針が言われていた。特に言葉の問題が大きいという。医療で使われる専門用語など外国人からはきわめて理解が困難で、これが日本の看護師資格に障害になっているから、できるだけこの点の問題点を易しくしたいというわけだ。

多分これは単に看護師だけの問題ではなく、広く人材を求めようという業界から類似の事情が言われ出すだろう。
日本人の中で、確かに働き口がないことは事実だが、やる気がない、すぐやめる、何事にも意欲をもたないという人たちが増えている。引きこもりとか草食系男子の増加など、そういう傾向を示していると感じられる。

「草食系で悪いか」と開き直って言っていた若者がいたが、人材を求める立場の人からは、そういう欲望がない、意欲がない、競争力をもたない人なら採用できないというだろう。日本は、この傾向を強めてきているのではないか。だから、私たちは、引きこもりにならないような社会的なシステムをつくるとか、引きこもりから抜けだそうという人へのサポートなど、多様に考えていかなければならない。
今のまま進むと日本社会が沈没する。まあ外国から「いい人」がたくさんやってくるようになればつじつまが合うのかも知れないが…?

明日、東京でフリースクール全国ネットワークの会議がある。公教育への提言を、どう起案していくかがテーマである。
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