大相撲の初場所

子どもの頃だったろうか、大相撲はラジオで聴いていた。このラジオも田舎だったから、有線放送が各家庭につながっていた。このスピーカーで、双葉山とか千代の富士とか、そしてその後大鵬とかが登場した。「巨人・大鵬・卵焼き」などと、誰もの好みを表現する語が叫ばれることがあった。

そして私たちの小学校には土俵があった。多くの小学校にもあったのではないだろうか。まさに「相撲」は「国技」だった。小学校の体育の時間には、男子は相撲をとるなどがあったのではないだろうか。その後、学校の土俵はしだいに消えていった。今、まだ校庭に土俵がある学校があるだろうか。

この初場所の後半、ヒマだったせいもあったが、テレビで観ることができた。今日の千秋楽、優勝決定戦で、3敗の力士3人が闘い(ともえ戦という)、大関の豊昇龍が平幕の金峰山と王鵬を下して優勝した。豊昇龍はモンゴル出身という。横綱不在の相撲界で横綱昇進は確実だろうと言われていた。

優勝をあらそった金峰山はカザフスタン共和国出身、また王鵬は伝説の大横綱大鵬の孫だとのこと。
大相撲への興味関心が「復活」した感想でもある今日の千秋楽だった。


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