来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
石原慎太郎という元都知事
東京の小池知事が大なたを振るおうという趣旨を東京大改革とよんでいるようだが、この具体的な中身ははっきりしない。しかし矛先は豊洲問題が始まったときの知事石原慎太郎の都政なのではないか、と思う。
「週刊新潮」2月23日号で、当の石原氏は小池氏をリーダーシップがないという、そして「とうてい総理大臣の器があるとは思えない」と切り捨てる。
この小池氏への評価はともかくとして、この石原慎太郎という人についてはいささかの思いがあった。それはまだこの人が作家としてほとんど無名だったとき、芥川賞を得た作品があった。これは「太陽の季節」という小説。多くの人はこの小説を批評した。無数の評論家が生まれた感があったという記憶だ。1951年のことである。映画化もされて「太陽族」が話題になった。
この小説の内容についてはネットを調べると容易に把握することができる。一番印象の残る部分は、主人公の「不良」青年が好きな女に対して、自分の性器を障子に刺して愛を表す場面だった。そんなことも含めて従来の文学にない新鮮さを評価する派と反対の否定派を創り出した。
今書きたいことはこの小説ではない。やはり週刊誌だが、「週刊文春」の2月23日号で、石原慎太郎元都知事がその地位を利用してどれだけ「血税豪遊」したか、その「全記録」を記していることだ。いい加減なことをやって都知事を退いた舛添氏とはケタ違いの都民税の食い物ぶりである。
この記事の見出しだけ紹介しておこう。
・ 四男事業に補助金7億円。小池が怒った親バカ陳情
・ 長男伸晃と同僚国会議員の会食19万円も都の交際費
・ ワイン1本3万9千円 焼酎2万8千円 側近と会食16回329万円
・ 海外出張34回5億円 ガラパゴスは豪華クルーズ宿泊52万円 ほか
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