ジェンダー平等

最近よく言われる言葉に「ジェンダー平等」など、ジェンダーという語だ。かつて男女平等と言われていたが、趣旨は同じなのだろうが、「男女平等」よりももっと性別の差別を認めないということを意味するように聞こえる。

学校などで、ずっと出席簿なども男女別々だったし、まず男の50音順、そして続いて女子の50音順だった。今はこうい差別はなくなっているのだろう。男女混みで50音順になっているのだろう。

選択教科も男女で分けるとか、そもそも服装髪型で、長い間男女は別だった。名前を呼ぶときも男子には君、女子にはさんをつけて呼んだ(呼び捨てもあったが)。この根底には男らしさ、女らしさが思想の中にあったはずだ。

今は教育現場はどういうようにしているか分からないが、長い間の慣習が変更を余儀なくされているのだろう。

選挙の際、候補者の性別を記していたが、これも廃止するらしい。だから性別を基準とした投票行動はダメということだろう。しかし候補者が男性が圧倒的に多い現状では、この差別を克服する仕事が社会的政治的に求められる。

ジェンダー平等が社会全体に徹底するにはもう少し時間がかかるのではないだろうか。
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