来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
今日は「建国記念の日」
今、日本では「国民の祝日」としてあげているのは16ある。この16の祝日のうち、天皇制に関係するのは4つではないだろうか。
「建国記念の日」、「天皇誕生日」「昭和の日」(昭和天皇の誕生日)「文化の日」(明治天皇の誕生日)。
大正天皇の誕生日は「祝日」とは無関係だ。
今回は今日「建国記念の日」についての感想を記してみたい。これまでも書いてきたのだが。
1945年までは、今日2月11日は「紀元節」とよばれていた。日本で登場した第一代目の「神武天皇」が「わしが日本の統治者だ」と宣言した日(日本書紀という歴史書にある。もちろんフイクションの「神話」だが)を、西暦紀元前の660年2月11日と決めた、明治6(1873)年のこと。
(今の天皇は第126代目と数えられている。史実とは別だが)。
戦前、西暦前660年から数える「皇紀」があった。昭和15年(1940年)が皇紀2600年だった。ゼロ戦という飛行機はこの年を記念してつくられたのだという。
小学校2年の私たちも「紀元は2600年、ああ一億の胸が鳴る」などと歌うことがあった。1945年8月まで。
BC660年ころは、まだ米作りも始まっていない縄文時代だ。だからこの時期には「王」などは生まれていない。しかし、「世界に冠たる大日本帝国」をうたうために、当時の日本の支配層は神話を史実として国民を洗脳する手段にした。神国大日本の思想の根拠になった。
今日の「建国記念の日」は、戦前の天皇崇拝を否定しながら、「日本」が建国された日を祝うというのではなく、いつ建国されたかは別として「日本の建国」を記念する日なのだ、という理屈にした。そのためにフイクションの「神話」を活用したと言えるのだろう。
「建国記念の日」、「天皇誕生日」「昭和の日」(昭和天皇の誕生日)「文化の日」(明治天皇の誕生日)。
大正天皇の誕生日は「祝日」とは無関係だ。
今回は今日「建国記念の日」についての感想を記してみたい。これまでも書いてきたのだが。
1945年までは、今日2月11日は「紀元節」とよばれていた。日本で登場した第一代目の「神武天皇」が「わしが日本の統治者だ」と宣言した日(日本書紀という歴史書にある。もちろんフイクションの「神話」だが)を、西暦紀元前の660年2月11日と決めた、明治6(1873)年のこと。
(今の天皇は第126代目と数えられている。史実とは別だが)。
戦前、西暦前660年から数える「皇紀」があった。昭和15年(1940年)が皇紀2600年だった。ゼロ戦という飛行機はこの年を記念してつくられたのだという。
小学校2年の私たちも「紀元は2600年、ああ一億の胸が鳴る」などと歌うことがあった。1945年8月まで。
BC660年ころは、まだ米作りも始まっていない縄文時代だ。だからこの時期には「王」などは生まれていない。しかし、「世界に冠たる大日本帝国」をうたうために、当時の日本の支配層は神話を史実として国民を洗脳する手段にした。神国大日本の思想の根拠になった。
今日の「建国記念の日」は、戦前の天皇崇拝を否定しながら、「日本」が建国された日を祝うというのではなく、いつ建国されたかは別として「日本の建国」を記念する日なのだ、という理屈にした。そのためにフイクションの「神話」を活用したと言えるのだろう。
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