和寒町で砂金堀り

本校で4泊5日のスクーリングの初日、体験学習の一環として和寒町で戦前行われていた金白金プラチナ堀を行った。
1年と3年の生徒たちは、長靴スタイルで地元の有識者であるSさんの指導で、福原地区の小川(何という川が確認するのを忘れた)で約2時間の体験。ひょっとしたら「一攫千金」などとのユメを笑いながら。今年一番の暑さ。30度を超えるのではないかという猛暑の中だったが、川の中での作業だったので暑さに耐えることができた感じ。

スコップで川底をさらい砂を樋(とい)で漉して最後に残る小さな砂鉄まがいのものを選り分ける。ここに「宝」が含まれているかどうかの結果は後日のお楽しみ。金を掘り当てて校舎を建てよう、というユメはちょっと難しそうだが…

和寒町のこの西地区には大正昭和とゴールドラッシュがあった。また白金も、戦前軍部の肝いりで朝鮮人労務者を酷使して掘り出すこともあったという。
貸し切りバスが道路で作業が終わるまで待っていたが、クルマは一台も通らなかった。もし通行車があれば大ごとだったが、ドライバーもほっとしていた。

夕食後、生徒たちは体育館で明日の和寒町大運動会のためにトックン。賞をとらねばならない!
私はあす職員の結婚式があるので今日遅い特急で帰宅した。

少し調べたら、明治以来北海道にはゴールドラッシュがいたるところにあったらしい。しかしひょっとしたら平成の世でもこの再現があるのでは、と思うのも面白いかも知れない。笹藪を超えての作業という開拓期の体験学習という意味もあった。

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