「北限の稲作にいどむ」(中山久蔵物語)

昨日のブログに「クラーク先生」を書いたが、今日村山紀昭先生がわざわざ学校まで、中山久蔵に関する書物を2冊持ってきてくださった。ちょっと前にひょんなことから中山久蔵の話が出てこれがきっかけだった。
人生の出会いのちょっとした証といえるかも知れない。
この中の1冊「北限の稲作にいどむ-‘百万石を夢みた男’中山久蔵物語」を読むことができた。
クラーク博士は北海道では米作りはできない、麦を作ろうという方針だったが、同じ頃久蔵は北海道でも米を食いたいという願いでこれにチャレンジした物語である。

大阪から44歳の年に今の北広島市島松に入植、2年後に赤毛種の試作に成功。この米が今のゆめぴりかの先祖だった。
北海道での米作りはもちろん久蔵が最初ではない。しかし北限にいどんだ功績は誰もが認めることだった。

北海道をきずいたたくさんの先人たちの努力と不屈の精神をどうやってこれからの若者たちに伝えていったらいいか、重要なテーマでもある。

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