日米首脳会議

昨夜、安倍首相とオバマ大統領が会談し、その後共同して記者会見をした。冒頭、安部首相は先日の沖縄での米国軍属に属する男による強姦殺人事件(まだ「遺体遺棄」などと言って殺人と報道していない)に強く抗議した、と言った。しかしこの数十年間繰り返される米国の兵士(先日の場合は元兵士)による犯罪と関連する日米地位協定を改定することが必須と、沖縄の知事も言っているが、これについては触れていない。十年一日のように口にされる「綱紀粛正・再発防止」である。だからアメリカ大統領への強い抗議もどういうものだったか推して知るべしだ。

※ ネットでの報道ではあのアメリカ人によって強姦・殺害された娘さんの遺体は見るも無惨だったという。証拠を徹底的に消してしまうということだったらしい。

対米従属の姿は戦後の基本的な日本国家のあり方であるのだが、これを根本的に変えない限り問題解決の糸口がつかめないのではないだろうか。
日米首脳会議は中身のあることは何一つなかったとしか言えない。「これが大きな成果だった」と言う人はいるのだろうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 厳しい第三者の目 オバマ大統領... »