宝くじ。「最低でも」と「できるだけ」

事業仕分けで「宝くじ」が問題になった。私も1,2年に一度、「夢を買う」気持ちでジャンボ宝くじを買って来た。これまで1万円当たったことが一回あるだけ。まさにユメだった。事業仕分けで話題になった宝くじ周辺のことがらは少々「アタマに来る!」ことだ。

年間1兆円を超す宝くじの売り上げから公益法人に流れるのは360億円超だという。その公益法人は本当の意味の公益であればいいのだが、多くの額はそこに住む天下りへの報酬になるらしい。また、センターの都心のオフィス賃料は年間約1億8000万円弱だ。
これらの金額の半分近くの200億円を当選金額に割り増しにするなら、「億万長者」を200人増やすことができたし、もし100万円の賞金に充てるなら、20,000人増やすことができたのではないか。どれだけユメを実現できた人がいたか、多分自分も億万長者は無理でも百万長者ぐらいにはなっていたのではないか、と残念きわまりない。

鳩山首相が沖縄への再度訪問で「これまでできるだけ県外へといってきたのにそれができなかったのはきわめて申し訳ない」という趣旨の詫びを言った。アレそうだったか? そうではない「最低でも県外」と言ってきたのだ。この「国外、最低でも県外」という言葉は何回となく放映されてきた。今日の琉球新報は首相の「言葉の軽さ」をきびしく批判している。
「最低でも」と「できるだけ」とは非常に大きな違いがある。「最低」の場合は、県内はあり得ない。「できるだけ」という場合は「場合によっては県内復帰はあり得る」。
白か緑の違いぐらい?


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