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日記 … Kametarou Blog
「世界恐慌」以降、最悪の経済危機に直面する!!?
国際通貨基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエヴァ専務理事は9日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)により、2020年の世界経済の成長率が「急激なマイナス」となり、1930年代の世界恐慌以降で最悪の経済危機に直面するとの見通しを示した。
1930年代といえばまさに昭和初期(1926年が昭和元年)、それ以前の第一次大戦後の「戦後恐慌」(1920年から)、「関東大震災」(1923)、そして1927(昭和2)年からの「金融恐慌」、これらの慢性不況が続く中で、1929(昭和4)年からの世界恐慌にと突入する。アメリカから世界に広がった世界恐慌は日本にも甚大な影響を及ぼし、この混乱の中で当時の日本の支配層は中国に対する進出を企図していく。そして1931(昭和6)年からの日中十五年戦争へと繋がっていった。
今のコロナ騒動が戦争へと繋がっていくとは思えないが、経済的な大不況はこれまでの歴史でいえば、戦争の直接間接の要因になっていたことを忘れることはできない。
緊急事態だから国民の私的な権利を抑えていく政治体制の動きも気になる。新型コロナウイルスの感染拡大が世界各地にすごい勢いで展開されていきそうだ。政治の動向にしっかり目を向けていかなければ大変なことになりかねないことを重々抑えていく必要があるのではないか。
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