トランプ前アメリカ大統領への銃撃事件

この大事件を、私ごときが云々するのはまさにおこがましいのだが、あえて恥を忍んで記してみたい。まず事実は報じられていることをまとめると、次のようになる。

 ドナルド・トランプ前米大統領は13日の選挙集会で演説中に銃撃された。幸い、銃弾は頬をかすめ、耳を負傷しただけで、「私は死んでいるはずだった」と米紙ニューヨーク・ポストに語り、「極めて非現実的な経験だった」と表現した。
 トランプ氏は共和党の大統領候補として正式指名を受ける党全国大会に出席するため、ウィスコンシン州ミルウォーキーに向かう機内でマスメデイアのインタビューに答えた。その際に、「私はここにいるはずではなかった。死んでいるはずだった」と述べた。
 民主党との対決姿勢ではなく、米国の団結の重要性を強調する内容に変更する考えを示した。

 トランプ氏を射った容疑者は、警護隊に射殺された。アメリカ警察の本部は、銃撃犯を現場から約70キロ・メートル離れた同州ベセルパーク在住のトーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)と特定した。
 トランプ氏は14日の米メディアのインタビューで「事件を受けて、党大会の指名受諾演説の原稿を書き直している」と説明。民主党との対決姿勢ではなく、米国の団結の重要性を強調する内容に変更する考えを示した。

 まず最初の疑問は、銃撃犯が100メートル以上離れた距離からトランプ氏を射ったのだが、それは例えば機関銃のように何十発もの弾丸を発射できる銃ではない。単発銃で100メートル以上の距離からトランプ氏を本当に射ち殺そうとしたのだろうか。
 そしてトランプ氏は「元大統領」であっても、次の大統領になると決まっているわけでは全然ない。
 警護隊の隊員がこの狙撃犯を射殺したのだが、どうしてたくさんの警護隊がいたのに逮捕しなかったのだろうか。

 これからいろいろなことが分かって報じられるのだろうが、上の単純な疑問は解けるだろうか。

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