サピエンス全史(NO3)

2冊で600ページになるこの書を読んでいる。2回目。2度目は、印象に残るところをメモをとったりしているので、いっそう面白さが満喫できる。

ちょっと心に残るところというか面白いと思ったところを紹介しておこう。
ホモ・サピエンスは、地球上の動植物の生息環境を破壊し、多くの種を絶滅に追い込んだ。

今に残る約70億のホモ・サピエンス全体を巨大な秤(はかり)にかけたらその総重量は約3億トンになる。そしてサピエンスが飼育している家畜の乳牛、ブタ、ヒツジ、ニワトリなどを量るとすれば約7億トン。

しかし残存する大型の野生動物は、その総重量は1億トンにも満たない。
畜牛は15億頭、キリンは8万頭、飼い犬は4億頭だが、オオカミは20万頭、チンパンジーはわずか25万頭だ。

人類は世界を征服した。これからどうなる?
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