社会から時計がなくなった？

最近、例えば私が行く書店でも、毎日利用するＪＲ駅でも時計がみつからない。日頃腕時計をもたない私はときどき不便を感じる。

腕時計をもたなくなって20年近くたったのではないかと思う。安物の腕時計を落としたかして見えなくなったので新しいのを買おうと思ったが、「いや時計など自分のものがなくともほとんど不便は感じない」と思って以来もっていない。

学校に行けば教室にもあるし、スマホをもっているから必要なときにはバッグから出してみればいい。またあちこちに掛け時計があるのでそれほど不自由はないと思っていた。

しかし今日郊外にある大きな規模の書店に行った。あいにくスマホを忘れたのだが、妻と待ち合わせ時間を決めていろいろなコーナーをまわっているうちに時刻を知りたいと回りを見渡した、時計がない。店員に聞くハメになった。

妻の話、「最近時計は置かないし掛けてないよ」とのこと。デパートなどにもないという。それは、お客さんが時間を気にすることなく買い物や店内を散策してもらいたいため、なのだとか。時計があったらのんびり店内にいないということか。

世の中、いろいろと妙な心配りをする人が増えてきたのか。これも商売上のことなのかな。