来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
「地方創生」
「我が国の未来に希望がもてるか」という問いになかなか答えられない、と記した。問題意識を表す語を探せばまだたくさんあるだろう。そういう意味をも重ねることのできる語に「地方創生」がある。先日も記したが、その続編。
人口減を食い止め、また東京一極集中を食い止め、地方の活性化をはかる。こういう意義をもつ法律が「まち・ひと・しごと創生法」で2014年11月に成立していた。10年前のことだ。
この10年間、その法律の趣旨は前進してきたか、全く前進などしていない。むしろ反対の方向に進んでいるだけではないだろうか。
義務教育が終わったら(高校・大学など)、都市部の学校に行く。「地方」には「自分に合った学校」がないからだ。そして仕事もやはり都市部の会社・団体に求める。
こういう流れを食い止め、生まれた地にもどってそこで働く場所を決める。しかしそういう条件がない。だから「地方」はさびれる傾向が止まらない。
上に記した法律の第一条の全文を掲げよう。長いセンテンスを読み終わるのに疲労するかも知れない。「読みやすい文章」を書く力のない人の作文なのでは、と思いたくなる文章だが…。
第一条
この法律は、我が国における急速な少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくためには、国民一人一人が夢や希望を持ち、潤いのある豊かな生活を安心して営むことができる地域社会の形成、地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保及び地域における魅力ある多様な就業の機会の創出を一体的に推進すること(以下「まち・ひと・しごと創生」という。)が重要となっていることに鑑み、まち・ひと・しごと創生について、基本理念、国等の責務、政府が講ずべきまち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための計画(以下「まち・ひと・しごと創生総合戦略」という。)の作成等について定めるとともに、まち・ひと・しごと創生本部を設置することにより、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施することを目的とする。
人口減を食い止め、また東京一極集中を食い止め、地方の活性化をはかる。こういう意義をもつ法律が「まち・ひと・しごと創生法」で2014年11月に成立していた。10年前のことだ。
この10年間、その法律の趣旨は前進してきたか、全く前進などしていない。むしろ反対の方向に進んでいるだけではないだろうか。
義務教育が終わったら(高校・大学など)、都市部の学校に行く。「地方」には「自分に合った学校」がないからだ。そして仕事もやはり都市部の会社・団体に求める。
こういう流れを食い止め、生まれた地にもどってそこで働く場所を決める。しかしそういう条件がない。だから「地方」はさびれる傾向が止まらない。
上に記した法律の第一条の全文を掲げよう。長いセンテンスを読み終わるのに疲労するかも知れない。「読みやすい文章」を書く力のない人の作文なのでは、と思いたくなる文章だが…。
第一条
この法律は、我が国における急速な少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくためには、国民一人一人が夢や希望を持ち、潤いのある豊かな生活を安心して営むことができる地域社会の形成、地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保及び地域における魅力ある多様な就業の機会の創出を一体的に推進すること(以下「まち・ひと・しごと創生」という。)が重要となっていることに鑑み、まち・ひと・しごと創生について、基本理念、国等の責務、政府が講ずべきまち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための計画(以下「まち・ひと・しごと創生総合戦略」という。)の作成等について定めるとともに、まち・ひと・しごと創生本部を設置することにより、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施することを目的とする。
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