オリンピックのこと(2)・マラソンの始まり

近代オリンピックの第1回目から行われていたのがマラソンであった。知られているだろうが、古代ギリシャが直面した大敵はペルシャだった。このペルシャとの大戦争の最後を飾る闘いが「マラトンの戦い」だった。強敵ペルシャ軍を撃退したギリシャ軍はこの知らせをアテネに知らせるべく一人の伝令が走った。

そしてこの伝令はアテネにたどり着き「われ勝利せり」と叫んで力尽き息を引き取ったという。これを記念して近代オリンピック花ともいうべき「マラソン大会」が行われている。マラトンからアテネまでが約40キロだったという。1924年以降マラソン競技は42.195キロに落ち着いた。

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