首里城が焼けた

驚きとともに悲しいニュースだったと昨日記したのだが、思い出すことはこういう文化財の火災についてだ。

はるか昔、私がまだ小学生だったとき、法隆寺金堂が火災に遭い重要な文化財(壁画)が焼けたということが記憶に残っている。修学旅行の引率で法隆寺を訪れたときこの説明を聞いたことがある。

そしてこの事件の翌年(1950)、京都金閣寺が燃えた。これはそこに修行していた若き僧侶の放火だった。大好きなお寺と一緒に死のうという理由だったのではないか。三島由紀夫の小説「金閣寺」がこの事件を素材として書かれたと聞いていた。

そして今回の首里城の焼失だ。これは放火などではないのだろうが、今のところ原因は分からない。
木造がほとんどの日本の文化遺産。くれぐれも火災には気をつけてもらいたい。

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