卒業式も終わって

昨日の3月3日、私たちの高校(札幌自由が丘学園三和高等学校)の第8期卒業式だった。もう8回の卒業生を送り出すことができたのだ、と終わってから感慨一入である。
私は1990年に、30年間つとめた高校を退職し、私たちの考える学校をつくるべく多くの人たちと力を合わせて10数年間がんばってきた。そして、2009年4月に開校することができた。その時、共にがんばってきた先生方と大きな喜びを味わった。
 
まだ宣伝力の面で不十分ということもあって生徒数も多くはないが、着実に学校の基礎的なものは広がっていると感じている。
昨日の卒業式でも感じ取ることができた。何人もの親たちから、「こちらの学校のおかげでウチの子も高卒資格を得ることができました」と挨拶されたし、皆の前でも同じ趣旨のお話をした方もいた。
 
これからの道も容易ではないだろうが、生徒たちや親たちの応援が続く限りわが教育を展開することができるはずだ。
卒業式の式辞で卒業生たちへの期待として「第一に主体的に自主的に行動してほしい、生きてほしいということ、そして第二は、目的・目標をもってこれからもすごしてほしい」と訴えた。
これは私たち自身の生きるスジであると思っている。
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