札幌までの新幹線が2030年に

今日の新聞報道によると、政府は札幌から新函館北斗に通じる北海道新幹線が予定よりも5年早めて2030年に完成させたいという方針を決めたという。
これにかかる費用などについてはとりあえず別の問題として、私的な感想である。
もしこれが予定どおり札幌から東京まで新幹線が通じるとすれば、これは今から15年後、私は存命であれば90歳を超えている。「冥途への土産話」ができることになる。
ぜひ一回は乗ってみたい、できれば同じ90歳を超える妻と一緒に。

しかし一回乗ればそれでいいだろう。多分、想像であるが、そのほとんど(?)がトンネルの中を時速360キロでぶっ飛ばす車中での乗り心地は「冥途への土産話」としてする際どういう話になるか。「車窓から流れる桜景色や空の青さと雲のほほえみなどどこにもない。もう二度と乗りたくないよ」みたいなことになるのでは。

乗っている時間が予想では最速で4時間だ。飛行機なら札幌から新千歳まで、待ち時間や羽田から都心部など合わせて4時間弱だから似たようなものか。

料金的には飛行機よりも高くなりそうだ。

新聞報道によると北海道でいえば道央圏以外はどこも過疎化に拍車がかかるとのこと。
「地方創世」など時間とともに吹っ飛んでいく。
建設費が大変なものだ。これはどういうようにまかなうのか。新聞では土建業者がもうかるだろう。人も必要になるから、これ以外の業界の人手不足はどんどん進む。

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