低レベルの都議諸兄

１８日の東京都議会で女性議員の発言中に女性蔑視のヤジがとばされた。これについて
発言した塩村都議は２０日午前、議会として発言者を特定し、地方自治法に基づいて処分するよう吉野利明議長に文書で要求した。これに対し、吉野議長は同日午後、発言者が特定されておらず「要件が不十分」として受理しなかった。

なんとも情けないというか、悲しいというか、どうしてこんな低劣な議員連中が世界の都ともいうべき東京の議会で威張っているのか、理解に苦しむ。そしてこういう低劣議員を調査し一定の処分をすべきとの議員からの要求に対して「誰がやじったのか分からない」などという理由で議長はこれを却下したという。

二重に情けないというか悲しいというか憤りを覚えるというか。
女性議員が調査と処分を議長に求めたというのだが、こういうセクハラそのもので非常識なヤジをとばしたのが都議であることは明白であるにもかかわらず「誰かを特定できない」というのは、ヤジった議員と同罪ではないのか。

女性議員だけの問題ではないはずだ。どうして良識ある（？）男の議員諸兄も怒りの気持ちをもって立ち上がらないのか。

どれもこれも低レベルの都議諸兄と言わざるを得ない。