戦争の臭いが濃くなってきた?

ウクライナへ侵攻しているロシア軍が同地で苦戦を強いられているとか、の情報もあるが、明後日9日のロシアの対独戦勝記念日に向けて、文字通り世界に向けて壮大な軍事パレードの準備をしているらしい。その訓練の一端が映像化されているが、昔ながらの万を超える兵隊が一糸乱れぬ行動(目つき、体つき、脚や手の動かしなどのすべてにわたって)だ。
かつて日独伊の軍隊もこの一糸乱れぬ行動行進を演じて見せた。今、ロシア、北朝鮮がほとんど同じような映像を流している。

その昔(今はどうなのだろう?)、学校でも似たような行動を子どもに強いた。私たちもまだ小学校低学年のころだったが、気をつけ! 前へならえ! かしら(頭)右! 礼! 程度だったが。ニヤニヤしていたらどやされた。軍国主義は教育現場にもきちんと浸透していた。

しかしこの兵隊たちの一糸乱れぬ行動が、そのまま強い軍隊の表現ではない。この数日、この種の映像が出てくるだろう。まあ、実際の戦争画像よりははるかにいいのだが、ぼちぼちいい加減にしてほしいものだ、と誰もが思っているだろう。戦争の臭いがテレビのブラウン管から浮き上がってくるようにすら思うのだ。
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