来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
「捨てられる日本」(1)
私は、この数年、気になるテーマは(プライベートなことはさておき)「日本の現状と未来はどうなるのか」ということに尽きる。「未来」というのは大雑把にいっておよそ今後半世紀ほどの間だ。
少子高齢化というよりも少子化の問題だ。もちろん国際的な事情から周辺諸国との関係なども戦争の危険性とあいまって重要だろう。しかしそれらもさておいて、先日来読んでいる書、ジム・ロジャースという人の書いた「捨てられる日本」(SB新書)にある種の不安と心配をあらたにさせられた。タイトルから感じとられるように、このジャーナリストの著者は、「はじめに」で問題意識を示している。
「この国は今、未曾有の危機に直面している。かつて『エコノミック・アニマ』と称され、一気呵成に経済成長を遂げた戦後の栄光は、いまや見る影もない。
国が抱える、月まで届きそうなほど積み上がった負債。先進国のなかで最も深刻な少子高齢化。新たな産業が育たず、イノベーションが生まれる土壌がない。平成以来続いている『失われた30年』は終わる気配がない」。
「世界から捨てられる日本」という第1章は次の6点を指摘している。
① 日本円は捨てられる ② 膨大な負債を抱え、日本は沈没する ③ 金利上昇と通貨切り下げで、日本経済は大打撃を受ける ④ インフレで競争力が低迷する ⑤ 低迷する食料自給率が新たな危機を生む ⑥ 人口減少、少子高齢化で国力が地に落ちる
こういう指摘から、著者は日本が「二流国」に転落した、このような事態の中でこの国はどういう道を目指して進むべきか、を訴えている。
少子高齢化というよりも少子化の問題だ。もちろん国際的な事情から周辺諸国との関係なども戦争の危険性とあいまって重要だろう。しかしそれらもさておいて、先日来読んでいる書、ジム・ロジャースという人の書いた「捨てられる日本」(SB新書)にある種の不安と心配をあらたにさせられた。タイトルから感じとられるように、このジャーナリストの著者は、「はじめに」で問題意識を示している。
「この国は今、未曾有の危機に直面している。かつて『エコノミック・アニマ』と称され、一気呵成に経済成長を遂げた戦後の栄光は、いまや見る影もない。
国が抱える、月まで届きそうなほど積み上がった負債。先進国のなかで最も深刻な少子高齢化。新たな産業が育たず、イノベーションが生まれる土壌がない。平成以来続いている『失われた30年』は終わる気配がない」。
「世界から捨てられる日本」という第1章は次の6点を指摘している。
① 日本円は捨てられる ② 膨大な負債を抱え、日本は沈没する ③ 金利上昇と通貨切り下げで、日本経済は大打撃を受ける ④ インフレで競争力が低迷する ⑤ 低迷する食料自給率が新たな危機を生む ⑥ 人口減少、少子高齢化で国力が地に落ちる
こういう指摘から、著者は日本が「二流国」に転落した、このような事態の中でこの国はどういう道を目指して進むべきか、を訴えている。
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