仏式だったら49日ですが、
亡くなったおじさんの家は天理教なので、50日祭でした。
天理教というと、偏見を持つ人もいるかもしれませんが、
しかし、このおじさん一家、ならびにその親族は、
私の従弟も含めて、みな素晴らしい人たちです。
が、我が家は仏教ですし、私の他の親戚も、みな仏教ですから、
このおじさん、従弟の家が特異と言えます。
このおじさんは、私の亡叔母の連れ合いでした。
叔母がどうしてこのおじさんと結婚することになったかというと、、
若いころに結核にかかって、
この天理教だった叔父さんが治してあげると勧誘したようです。
天理教のことをよく思っていなかった祖父母は猛反対したと聞いています。
このおじさんの家が天理教だった理由は聞いていませんが、
何か入信するきっかけがあったのでしょうね。
とにかく、そういうわけで、亡くなった叔母も信者になっていたし、
この叔母の子である従弟は生まれながらに天理教信者です。
いや生まれながらというのは正確でなく、
若いころは抵抗もあったようですが、
素晴らしい先生に巡り合えて信仰するようになったようです。
私も、若いころはこの叔母に、現在は従弟に、ずいぶん勧められましたが、
いまだに信仰するまでに至っていません。
と前置きは、これくらいにして、
今日の法事のあとで出たお料理を、
一部写し損ねたものもありましたが、ご紹介します。
どれも、とてもおいしかったです。
まず、お料理の目録です。
前菜・・・柿とエビ白和え、鯛松風、蟹アーモンド揚げ、マツタケ小芋雲丹焼き、
赤貝錦秋ゼリー、生姜酢、半熟たまご、焼き鯖
お吸い物・・・秋鮭、なめこ真薯、占地、木の芽、紅葉人参
ここでお刺身三種が出ましたが、写し損ねました。
鱧秋の実蒸し・・・栗、むかご、銀杏、砕米も、三つ葉、わさび、銀餡
次は、ちっちゃいステーキ肉でしたが、
焼くと、すごくおいしかったです。
このあとの天ぷらと赤だし汁と香の物は写し損ねました。
高知から来た従弟の奥さんは、これらは太るからと食べませんでしたが、
私は、満腹でしたが、もったいないので、無理していただきました。
こんなところで無理しなくてもいいのに?
その後、デザート。
さらに和菓子も出たのです。
最後の〆は抹茶でしたが、これは写したつもりでしたが、写っていませんでした。
以上、ごちそう様でした。
お店は、日本料理「ひらかた仙亭」でした。
*
★平成のはじめの年に叔母死にて平成終はりの年にその夫
★叔母の死後三十年を鰥夫(やもめ)にて生きて九十二歳で死にき
★その祖父の葬式のとき泣いてゐし従弟の子らは今日は泣かずに
★料亭に移動して食ふ直会は秋の味覚が溢れてゐたり
★少しづつ盛られし秋のご馳走は数が多くて満腹になる
★平成の終はり近くにわが母も母のいもとの連れ合ひも死す
★たくさんの知りびと死にて終はりゆく平成の世にわれも死にたし
亡くなったおじさんの家は天理教なので、50日祭でした。
天理教というと、偏見を持つ人もいるかもしれませんが、
しかし、このおじさん一家、ならびにその親族は、
私の従弟も含めて、みな素晴らしい人たちです。
が、我が家は仏教ですし、私の他の親戚も、みな仏教ですから、
このおじさん、従弟の家が特異と言えます。
このおじさんは、私の亡叔母の連れ合いでした。
叔母がどうしてこのおじさんと結婚することになったかというと、、
若いころに結核にかかって、
この天理教だった叔父さんが治してあげると勧誘したようです。
天理教のことをよく思っていなかった祖父母は猛反対したと聞いています。
このおじさんの家が天理教だった理由は聞いていませんが、
何か入信するきっかけがあったのでしょうね。
とにかく、そういうわけで、亡くなった叔母も信者になっていたし、
この叔母の子である従弟は生まれながらに天理教信者です。
いや生まれながらというのは正確でなく、
若いころは抵抗もあったようですが、
素晴らしい先生に巡り合えて信仰するようになったようです。
私も、若いころはこの叔母に、現在は従弟に、ずいぶん勧められましたが、
いまだに信仰するまでに至っていません。
と前置きは、これくらいにして、
今日の法事のあとで出たお料理を、
一部写し損ねたものもありましたが、ご紹介します。
どれも、とてもおいしかったです。
まず、お料理の目録です。
前菜・・・柿とエビ白和え、鯛松風、蟹アーモンド揚げ、マツタケ小芋雲丹焼き、
赤貝錦秋ゼリー、生姜酢、半熟たまご、焼き鯖
お吸い物・・・秋鮭、なめこ真薯、占地、木の芽、紅葉人参
ここでお刺身三種が出ましたが、写し損ねました。
鱧秋の実蒸し・・・栗、むかご、銀杏、砕米も、三つ葉、わさび、銀餡
次は、ちっちゃいステーキ肉でしたが、
焼くと、すごくおいしかったです。
このあとの天ぷらと赤だし汁と香の物は写し損ねました。
高知から来た従弟の奥さんは、これらは太るからと食べませんでしたが、
私は、満腹でしたが、もったいないので、無理していただきました。
こんなところで無理しなくてもいいのに?
その後、デザート。
さらに和菓子も出たのです。
最後の〆は抹茶でしたが、これは写したつもりでしたが、写っていませんでした。
以上、ごちそう様でした。
お店は、日本料理「ひらかた仙亭」でした。
*
★平成のはじめの年に叔母死にて平成終はりの年にその夫
★叔母の死後三十年を鰥夫(やもめ)にて生きて九十二歳で死にき
★その祖父の葬式のとき泣いてゐし従弟の子らは今日は泣かずに
★料亭に移動して食ふ直会は秋の味覚が溢れてゐたり
★少しづつ盛られし秋のご馳走は数が多くて満腹になる
★平成の終はり近くにわが母も母のいもとの連れ合ひも死す
★たくさんの知りびと死にて終はりゆく平成の世にわれも死にたし