かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

抜歯の際に処方された抗生物質で蕁麻疹に

2019-04-09 19:30:01 | ブログ記事
4月1日に病院で抜歯していただいた。

心臓に人工弁を入れている私は、人工弁に菌が付きやすいから、
抜歯する前に抗生物質の点滴を受けた。

抜歯したあとも、アモキシシリンカプセルという抗生剤を3日間服用した。

服用していた3日間には異常がなかった。

異常が出たのは、きのうくらいからである。

昨日は疲れていたから、昼間ゆっくり入浴した。

その後、脚とかに痒みがあったが、午後は熟睡した。

今日も、昼食後、熟睡した。

夕方目覚めると、体中が痒い。

見ると胸もおなかも赤くなっているし、夫に背中を見てもらうと背中も赤くなっているという。

蕁麻疹である。

蕁麻疹は、
以前、心臓弁膜症の手術を受ける前の体調不良のときに、
フロモックスという抗生剤を服用したあとに出たことがある。

このときの蕁麻疹はひどいもので、体中が真っ赤っかになった。

それ以来、医療施設にかかるときは、このフロモックスのことは必ず申請するようにしている。

が、今回はフロモックスではないが、蕁麻疹が出た。

いま少し痒みが収まっているからブログを書いているが、
明日は抜歯後一週間なので、抜歯していただいた大阪府池田市立病院に行く。

あの優しくて親切な美人女医さんに、この蕁麻疹のことを話さないといけないと思うが、
先生は口腔外科とはいえ、歯の専門なので、こんな副作用のことまではご存じないかもしれない。

できたら言いたくはないが、言わないといけないだろうな。

それにしても、また使えないお薬ができたということで、気が重い。

しかし、蕁麻疹の痒みも我慢ができない。

*

☆三日間飲みし薬で蕁麻疹できて痒みに掻きまくるかな

☆フロモックス、アモキシシリンカプセルとわれに飲めざる薬は二つ

☆アトピーの次男の辛さを思ひをり蕁麻疹出て痒がるわれは

☆昼食後つくりおきたる肉じやがと鯵の干物を焼きて夫に

☆痒ければ食事の支度もままならず昼間つくりておきたるおかず

☆手間いらぬ冷ややつこも出す夕餉かな蕁麻疹出て痒がるわれは

☆痒みあるときは何にもできざると痒がりながらわれは思へり

☆勉強に集中できぬ痒みありながら次男は国立大へ

☆いまさらにアトピーなりし子の苦労思ふ母なり蕁麻疹出て

聞こえにくさからの疲労&脳性麻痺の孫娘のこと

2019-04-09 03:05:35 | ブログ記事
きのうは一昨日の疲れが出て一日寝ていた。

ブログは、書こうと思えば書けたのだが、あえて書かなかった。

それにしても、どうしてこんなに疲れやすいのかと思っていると、
次のような記事が目についた。

「聞こえづらさと疲れの関係」(←クリックしていただくとお読みいただけます)

そうなのよね。

人の集まりは楽しいけれど、
たとえ自分の子供たちとその家族たちとはいえ、
私は聞くことには、ふつうの人の何倍も神経を集中しないといけないから疲れるのよね。

で、結局、家で一人でいるのが一番ということになってしまう。

寂しいし、悲しいことだけど、これが私の与えられた運命。

私の可愛い孫娘は、かわいい顔をしていて、べっぴんさんなのだけれど、
脳性麻痺で生まれて、自分で座ることも食べることもできない。

おしゃべりもできないけれど、
それでも人が来てくれると嬉しくて、にこにこしている。

一昨日は、次男の子(1歳の男児)が泣くと、孫娘はもらい泣きをしていた。

そのくらい心も優しい子なんだけど、運命は如何ともしがたい。

しかし、幸せなことは、両親である私の長男夫婦に愛情深く育てられていること。

それから、義理の叔母さんになる次男のお嫁さんも、とてもいい人なので、
この義理の姪のことを心底かわいがってくれる。

この次男のお嫁さんが次男と結婚するころは私の母は老いさらばえていたけれども、
すごく優しく接してくれた。

だから、亡くなった母も、とても気に入っていた。

このお嫁さんも一人っ子で大事に育てられているから人に優しい。

言うべきことは、はっきり言うところもあるけれど、弱い人の身になって考えられる人だ。

私は、子供にも恵まれているけれども、
婿、嫁にも恵まれている。

孫娘の母親である長男のお嫁さんも、とてもよくできた人で、
自分がこういう障害のある子を育てていて、苦労はいっぱいあるはずなのに、
いつも、「お義母さん、何でも話してくださいね」と、
私の悩み事を聞いてくれる。

私などより、ずっと人間ができている。

娘婿も、これ以上ないくらい家族思いで、娘は幸せだ。

三人とも頭がいいだけでなく、字も綺麗で、どこから見ても非の打ちどころのない人たちである。

私自身は、難聴であるだけでなく、身体も丈夫でないし、鬱にもなりやすい。

が、自分の子供たちもだが、
こういう出来の良い義理の子供たちに恵まれているということは幸せなことだと思う。

*

☆もらひ泣きするほど共感力つよき孫は脳性麻痺で生まれて

☆話すことできざる孫はにこにこと人の話を聞いてゐるなり

☆座ること立つこと食べることできぬ孫の微笑みわれを癒せる

☆人の手を借りねば移動できぬ子はいつも微笑み忘れずにゐる

☆要求をされざる幸もあるかもと何もできざる孫を見てゐる

☆寝たきりの孫はすべてを委ねつつ豊かな笑みを人に与へる