かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

大阪のマンションの片付け~川西難聴者の会定期総会

2019-04-13 17:28:10 | ブログ記事

今日は、もうすでに売ってしまった大阪のマンションの片付けに行った。

部屋の中に残してあるものを片付けてもらうという条件で100万円値下げしたが、
大半の家具その他は、貰い手がついて、ほぼ空っぽになった。

こんなことなら100万下げることもなかったが、まあ欲なことを言うときりがない。

マンションの廊下側から見える自転車道の桜は、先日の雨に負けずに、まだ咲き残っていた。


同じくマンションの廊下側からは梅田の新梅田シティや空中庭園も見える。


部屋に入ると、
和室は次男のお嫁さんが畳屋さんに頼んで替えてもらったから青畳が気持ちがいい。

この段階では、お嫁さんもここに住むつもりだった。

が、いろいろあって、お嫁さんの勤め先のある神戸市に引っ越すことになったのだった。

私達は30年も暮らしたマンションなので、思い出がいっぱいであるが、仕方ない。

片付けていると長男の同級生だった人のお母さんが来て、しばらく思い出話をした。

長男と同級生だったその娘さんは現在東京で暮らしていて、
お母さんは「しょっちゅう東京に行っています」と言っていた。

やはり私と同じように高速バスで行くらしいが、
私のように昼のバスで行くのではなく、夜行バスで行って夜行バスで帰ってくると。

そうすれば、お嬢さんに世話を焼かすこともないからと言っていた。

しょっちゅう行っているから、もう東京の主なところは行きつくしたかもと言われていた。

何でもその人の娘さんは、
品川駅の近くにマンションを買ったところが、この数年で倍々に値段が上がって、
今ならとても手の届かない価格になっているらしい。

で、結局、
「昔はマンションより一戸建ての家が憧れだったけれど、時代が変わりましたね」
という結論に達した。

実際、今回売りに出したこのマンションも
「売ってください」のチラシが山のように入っている。

が、中古マンション市場も、今がピークなのではないだろうか。

部屋の中のまだ残っていた家具その他を欲しい人に持ち帰ってもらってから、
その後、大急ぎで川西に戻ってきてもらって、難聴者の会の定期総会に出席した。

難聴者の会では、
年々会員が減ってきているから、近くに耳の悪い人がいたら誘ってくださいと頼まれた。

総会が終わって、総会の開かれた川西市総合センターからは徒歩で帰った。

市役所の前の枝垂れ桜が満開であった。


市役所の前の通称三角公園はチューリップが満開だった。


川西能勢口駅の近くでは、能勢電の高架の横の桜が満開だった。


今日は忙しかったから、今から久しぶりに夫と回転ずしに行きます。

*

☆大阪の桜も散らずにまだ咲きてゐるを確かめ帰る川西

☆大阪に住んでゐしころ住むことを憧れてゐし川西の街

☆住みなれた大阪離れがたかれどこの川西も住みなれてきて

☆川西で仲良くするは難聴の会の人たちのみにて十年

☆大阪で仲良かりしは子供らの同級生のお母さんたち

☆マンションを売ればまみえることもなくなる人達を惜しみてをりぬ